Travel Photo Camera 房総散歩

オールドレンズ Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm F1.8 + Sony α7R IIIで切り取る一宮海岸の夕暮れ時

Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R IIIで切り取る一宮海岸の夕暮れ時


先日4240万画素のフルサイズミラーレスSony α7R IIIをゲットしウハウハしている今日この頃です(笑)

しかし、いわゆる標準と呼ばれる50mmレンズを一本も持っていなかったので、八街にあるオールドレンズ専門店King-2さんでCarl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm F1.8をゲット

Carl Zeiss JENA DDR Flektogon 35mm F2.4、Mir-1B 37mm F2.8、Angenieux 35mm F2.5に続き4本めのオールドレンズ
(いままではAPS-CのSony α6300を使っていたので35mmがフルサイズ換算で約50mmだったのです)

 

ということで、スローペースながら順調に沼に足を突っ込んでおります(笑)

 

午前中に入手したばかりのCarl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm F1.8を持って陽が傾き始めた九十九里浜 一宮海岸を撮影してきました

Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III 一宮海岸夕暮れ時の波しぶき
Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III 一宮海岸夕暮れ時の波しぶき

Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III 一宮海岸に落ちていた流木を接写
Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III 一宮海岸に落ちていた流木

Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III 一宮海岸より太東岬を望む
Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III 一宮海岸より太東岬を望む

Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III 一宮海岸のミニ灯台
Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III 一宮海岸のミニ灯台

Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III 一宮海岸のサンセット
Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III 一宮海岸のサンセット

Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III 一宮海岸 ロードスターと夕暮れの空
Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III ピンクと水色に染まる一宮海岸に佇むロードスター

Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III と僕

今回入手したPancolarは東ドイツ Carl Zeissで作られたレンズ。60年代から作られていたそうですが、今回入手したものは後期型の電子接点付き。おそらく70年代後半から80年代初頭に作られたものだと思われます

高画素ミラーレスSony a7R IIIの威力もさることながら、Pancolarもモダンレンズ並に解像してくれるし、おまけに味までついてきます!

今回は開放よりで撮ってみたのですが、それなりに周辺減光(四隅が暗くなる現象)が出ていますね

フルサイズ+開放だと周辺減光が出やすくなると言われていたので体感できました

ちなみにカバーの1枚目はだいぶ離れたところから撮ったものを盛大にトリミングしていますが十分シャープさが残っています。クロップすれば周辺減光も気になりません。この辺はα7 IIIの4240画素が威力を発揮といった感じですかね

 

今回レンズを選ぶにあたり候補にしたオールドレンズは6本

PO3-3M 50mm F2(シネレンズ)
HELIOS-44M 58mm F2(ぐるぐるボケ)
INDUSTAR-61L/Z-MC 50mm F2.8(星ボケ・ダビデの星)
Meyer-optik DOMIPLAN 50mm F2.8(バルブボケ)
Carl Zeiss JENA DDR TESSAR 50mm F2.8
Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm F1.8

本命はシネレンズのPO3-3Mでしたが作例をみているとフルサイズだとけられるようなので一旦スルー

ボケが個性的なレンズは興味はあるけどあまり好みではない

ということでTessar or Pancolarに絞られました

Tessarはちょっとシャープなのに対し、Pancolarは柔らかめな印象だったので、好みで後者に決定

といったプロセスでした

 

上にあげたオールドレンズはどれも2万円前後から5万円程度で購入できます

スマホのカメラでも、モダンレンズでも撮れない独特の世界がここにはあります

 

おまけは房総フィールドで撮影した数枚

房総フィールド小屋の58

Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III 小屋のマルティプルズチェア

Carl Zeiss JENA DDR PANCOLAR electric 50mm f1.8 + Sony α7R III 麦

感覚的には同じCarl Zeiss JENA DDRのFlektogonに近い感じもしますが、ウエット感が少し緩むというか、少し柔らかめというか・・・

F1.8ということ、フルサイズで撮っていることもあるのでしょう

 

さて、新しいおもちゃを手に入れ、また新たな境地が見えてきました!

2020年はもっともっと美しい写真を撮れるように精進いたします!

 

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