ものごとに永遠というものは存在しません
ピカピカの新品も使っていれば傷んでいきいつかは壊れてしまうし、つるんでいた友達もいつの間にか疎遠になったりしていくもの
モノとの関係でも人間関係でも続けていくにはメンテナンスが必要です
ただ、ものごとを維持していくにはそれ相応の時間とエネルギーを必要とします
これまで所有したモノや関わった人たちとの関係をすべて維持していくことは現実的ではありません
限られたリソースをどこに割いていくかは、いまこの瞬間に感じている重要度によって変わってくるもの
そしてその選択によって未来が変わっていくのです
逆の捉え方をすれば、こうありたいというヴィジョンによって、どこにリソースを割くかの選択が変わってくるとも言えます
その過程で捨て去るもの、残るものが自然と選別されていき、モノや人との関係性が緩やかに変化し、望む状態へと一歩一歩進んでいくものなのでしょう
僕が所有しているモノの中で比較的重要度の高いのが房総の小屋
セルフビルドしたという愛着もさることながら、この地で体験できる様々なことの拠点として欠かせない存在です
小屋の周囲はお堀のようになっており、竹で土留めしているのですが、崩落が目立ってきました
隙間だらけの竹を使って土留めしているのである程度時間が経つと土が流出してしまう仕様となっております!
小屋の周りを歩くと敷石がグラグラするし見た目的によろしくないので、今日はここの補修に「時間とエネルギー」を割くことにします
コンクリートの敷石を引っ剥がし
流出した土を戻し
エッジを綺麗な垂直に整えていきます
少しでも土の流出を抑えようと竹を割いて垂直に差し込んでみました
効果があるかは暫し検証です
竹の土留めをやり直し、整地しながら敷石を戻して作業完了
Before
After
土留めの組み方はイマイチですが、床面が整い気分的にもスッキリしました♪
前回は破風板をリプレイスし、今回は小屋前面の土留めの補修
前から気になっていたところを補修しながら思っていたことは、
「所有するということは、メンテナンスするということ」
特段 意識していたわけではないですが、限られた時間を割いて土留めの補修に半日かけるということは、僕にとってこの小屋のプライオリティは「高い」ということなんでしょうね!
さて、今シーズンもいっぱい楽しませてもらおうじゃないか!