東京自宅の洗面台リノベーション
洗濯機の排水トラップ設置、壁のペンキ塗り、床の補修とニス塗りまで終わったので照明、シンクなどの設備機器の取り付け作業に取りかかります
一気に終わらせたいところですが、昨日新しい洗濯機を購入しにいったら、メーカー在庫切れで入荷が1ヶ月後の8月23日になってしまいました
洗濯機の搬入を考慮しシンクは仮組みまで進めることにしました
黄ばんだコンセントプレートと換気扇カバーをオフホワイトに塗装
まずはコンセントプレートや換気扇のカバーを壁に塗ったペンキの質感に合わせて塗装することにしました
国産の電機メーカー製品はもともとベージュがかっているうえに、築25年くらい経過しているので経年劣化により黄ばんでいます
この手の電気設備品のカバー素材はABS。直接塗料をスプレーしても食い付きが悪そうなので、プライマーで下地を作ってから塗装することにしました
塗料はプラモデル用のスプレーMr.COLORのオフホワイトをチョイス
コンセントカバー類は塗装しやすく割り箸をテープでくっつけてくるくる回しながらスプレーを吹きかけていきます
GSIクレオス Mr.カラー スプレー S62 つや消しホワイト
イメージ通りマットな質感に生まれ変わりました
塗料の乾燥をまって取り付け
天井と壁に使ったカインズホームのオリジナルペンキWhityColorの質感、色味にフィットする仕上がりになりました
わかってはいたものの、コンセント本体とプレートの色味にだいぶ差が出てしまいますね
まぁ、これも味です(笑)
洗面台用の照明に選んだのは、General Viewで販売しているドイツ THPG社(Thomas Hoof Produktgesellschaft mbH & Co. KG)の陶製ウォールランプ Angle-mounting porcelain
このウォールランプを取り付けるために石膏ボードを壊し、壁の内側にあったコンセントから配線し直してありました
壁側の配線はVVFケーブルのため単芯、ウォールランプ側はより線
異なる電線を接続するのに便利なのがワゴと呼ばれるコネクター
白線、黒線双方に1個ずつ使いジョイントしました。ワゴはウォールランプの内側にあるスペースに格納してあります
照明で一番悩んだのが電球選び
このご時世、LED電球が普及していますが、ランプの形状と照明の色味がどうもしっくりきません
家電量販店で物色していたところ見つけたのが蛍光灯電球なるもの
白熱灯ソケット(E26)に付けられる蛍光灯タイプの電球で、消費電力が1/6程度に抑えられるうえ、色味がイメージにフィットしていたのでお試しで購入してみました
蛍光灯電球はスイッチをオンにするとジワーっと明るくなり、暫く経つと安定してくるのでなんとも言えない味があります
そしてなにより、白熱灯の質感ともLEDの質感とも異なる色味がこの空間にフィットして満足!
ちなみにスイッチは房総の小屋でも使用しているアメリカCooper社のアメリカンスイッチを使っています
房総の小屋の床材に使用していた杉の足場板が数本余っていたのでこれを洗面台の天板にすることにしました
すでに組み立ててあったので防水を兼ねて塗装することにします
無垢板なのでウレタン系の塗料を使って皮膜を作ってしまうと木が呼吸できなくなるうえに質感が損なわれてしまいます
無垢の木材を塗装する際によく使われるのがドイツ リボス社の天然塗料
主にアマニ油をベースとしており、屋内用、屋外用、色味など比較的多くバリエーションがあります
今回使用したのはカルデットという撥水性の高い塗料
ちなみに房総の小屋の床にはアルドボス、ガーデンシンクにはタヤエクステリアを使用しています
ウエスを使って塗料を塗り込んでいきます
1日ほど乾燥させ2度塗りしたので暫くは撥水効果が期待できます
チョイスした色味はホワイトですが、真っ白にはならずいい感じで木の風味が残っています
木造住宅の柱に使われる90 x 90mmの杉角材を脚にしてみました
今は仮組みなので固定していませんが、洗濯機の搬入が終わったらダボで天板と固定する予定
雰囲気を確かめるため、IKEAの水栓(GLITTRAN)と陶製シンク(HAVSEN)も仮置き
4年間放置され、埃まみれだった空間が蘇ってきました!
以前設置されていたプラスチック製のユニット式洗面台と比べると圧倒的にかっこいい
房総の小屋を建てた時のノウハウと余った部材・資材をフル活用してひとまずここまでたどり着きました
リノベーションを外注していたら作業のクオリティは上がったでしょうが、自分のイメージ通りに仕立てることはできなかったと思います
スキルや工具で出来る範囲が限定されたり、作業に粗があったりしますが、ゼロからイメージした空間を自分の手で作り上げることで得られる経験と満足感は何ものにも代え難いものです
4日間に渡ってまとめてきた東京自宅の洗面所DIYリノベーションシリーズは一旦完了
次回は8月下旬に届く予定の洗濯機が搬入されてからを予定
最終的にどんな空間になるのか楽しみです♪
東京自宅の洗面所DIYリノベーション DAY4 足場板とIKEAのシンクと水栓で作った洗面台仮組み、黄ばんだコンセントプレートの塗装
洗面所リノベーションDAY6 洗濯機Panasonic CUBLE(NA-VG740R)が届く、IKEAのシンクの組み立て、フレキケーブルを使い水栓と接続