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遅ればせながらポタ電ことポータブル電源を導入 EcoFlow DELTA 2 + 160Wソーラーパネルが届いたので活用方法を考える

遅ればせながらポタ電ことポータブル電源を導入 EcoFlow DELTA 2 + 160Wソーラーパネルが届いたので活用方法を考える


エネルギーの自給を夢見てソーラー発電を始めたのが10年前

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スタートは単三電池エネループ4本の充電から始まり、20W、60Wのポータブルパネルを使って鉛のポータブルバッテリーに蓄電していました

当時はスマホやランタンの充電が精一杯でしたが、それでも自家発電したエネルギーで電化製品を動かせることに感動したものです!

パワーフィルム PowerFilm AA Solar Charger | 太陽光発電でモバイル機器を充電

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数年後、房総フィールドに小屋を建てた時、固定式の100Wソーラーパネルに船舶用のディープサイクルバッテリーをつないでインバーターを介して100V家電を動かせるようになりました

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あの時は「これでライフラインに繋がなくても生きていける!」とさらに感動!

 

テクノロジーの進歩 鉛バッテリーからリチウムイオンへ

時は流れこの10年でテクノロジーは大きく進歩しました

ソーラーパネルの変換効率が上がり、バッテリーの素材も鉛からリチウムイオンに変わってきています

直近のトレンドは、リチウムイオンバッテリーで使われている素材が三元素(NMC / ニッケル マンガン コバルト)からリン酸鉄(LiFePO)に置き換わりバッテリーの寿命が格段に上がっています

ソーラー発電用バッテリーを鉛からLiFePO4(リン酸鉄リチウムイオン)バッテリーにリプレイス ACdeclo ディープサイクルバッテリーVoyager M31MF から Ampere Time LiFePO4 12V 200Ahへ

今年の春、小屋で使っていたディープサイクルバッテリー(鉛)が寿命を迎えたので、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーに換装しました

鉛バッテリーの寿命が2〜4年程度とすると、リン酸鉄バッテリーは軽く10年〜20年近くは持ちそうです。今までの小屋での使用頻度から導いた試算では60年近く持つことになります!(バッテリーの消耗は設置環境、使用頻度により異なります)

さらに、素材がリチウムイオンになったことでエネルギー密度が上がり、とてつもなく重たい鉛バッテリーより小型化し軽くなっています

 

ポータルブル電源(ポタ電)のメリット

ここ数年のソーラー発電界隈では、キャンプブームの影響や災害対策用としてポータブル電源(通称 ポタ電)というカテゴリーが生まれ、新興メーカーから様々な種類のポタ電がでています

ポタ電の良いところは、なんといってもバッテリーとインバーター機能が合体していて使い勝手が良いところ

従来のソーラー発電では蓄電池に貯めた12V電圧を100Vに変圧する装置 インバーターを繋げないと家電製品を動かすことができませんでしたが、この2つの機能を合体させて持ち運びしやすくしたものがポタ電

さらに充電方法ソーラーだけでなく、AC(コンセント)も使えるし、クルマのシガーソケットでも充電できます

オマケにスマホアプリで充電状況をウォッチ+コントロールできるのもあります

 

リン酸鉄リチウムイオン採用のEcoFlow DELTA 2をゲット!

ポタ電で認知度の高いメーカーといえばJarckry、PowerArQ、Ankerといったところですが、もう1社気になるのがEcoFlow

遅ればせながらポタ電ことポータブル電源を導入 EcoFlow DELTA 2 + 160Wソーラーパネルが届いたので活用方法を考える

EcoFlowはドローンを作っているDJIからスピンアウトした人が創設したポタ電メーカーです

そのEcoFlowから今年夏に発売されたのがDELTA 2

DELTA 2はコンパクトでありながら1,024Whと比較的実用的な容量のポタ電

それまで同サイズで使われていた三元素リチウムインからリン酸鉄リチウムイオンに置き換わり寿命が6倍くらいに伸びたのが大きなポイントです

1,024Whという容量では一般家庭の家電製品全てを一定時間動かすことは出来ませんが、これ以上の容量になると巨大すぎて可搬性が落ちてしまいます

持ち運びを前提にするとDELTA 2の大きさと容量が限度ですかね(といっても12kgありますけど)

といった感じでこのDELTA 2がずっと気になっていたのですが、すぐに必要なものでもないのでしばし購入を見送っていました

20% OFFだったブラックフライデーセール中も物欲を抑えて乗り切ったのですが、先日、4時間限定で160Wソーラーパネルとセットで30% OFFセールの告知を見てしまい、終了2分前にポッチちゃいました!

 

EcoFlow DELTA 2の活用イメージ 普段から使うことでいざという時に対応できる

基本的には房総フィールドのサブバッテリー 兼 東京自宅停電時に冷蔵庫を動すのが目的

ちなみに停電時に一番困るのが冷蔵庫らしいです
生物は腐っちゃうし、冷凍していたものは解凍されちゃいますからね

基本的にはバックアップ電源的な位置付けですが、この手のものって普段から使っていないといざという時にフル活用できなかったりします

特にソーラーパネルで充電する場合、天候によりどれくらい時間がかかるか感覚的に掴んでいると、今日は曇りだから節電しようとか工夫できるようになるもの

あと、普段使っている家電製品に繋げてどれくらい持つのか検証していると、いざという時にやりくりができます

家電製品の多くは使用状態により消費電力が可変するので「冷蔵庫を◯時間動かせます」とか書いてあっても実際にしようしてみるとそれ以上使えたりすることもあるのです

遅ればせながらポタ電ことポータブル電源を導入 EcoFlow DELTA 2 + 160Wソーラーパネルが届いたので活用方法を考える

ということで、まずは160Wソーラーパネルだと何時間くらいで充電できるのか検証しつつ、東京自宅で仕事する時のデバイス(MacBook Pro14+iPad Air 4+iPhone12Pro MAX)の電源として活用してみようと思っています

ソーラー発電の醍醐味は、エコだとか、節電のためとかではなく、エネルギーを自活できるという感覚を養えること

 

遅ればせながらポタ電ことポータブル電源を導入 EcoFlow DELTA 2 + 160Wソーラーパネルが届いたので活用方法を考える

それにしても自分が所有するソーラーパネルで発電能力が1番高いものが持ち運びできるものになるなんて10年前には想像もできませんでした!

良き時代です!

さて、今週末の房総は晴れるかな?

 

 

↓この220Wパネルは両面受光タイプ

裏面にもパネルが配置され地面から反射した光も逃さないもの

こっちも良いなぁと思ったんだけど重さが13kgあるんですよね...

160Wが8kgなので、今回は持ち運びすることを考慮し軽い方をチョイスしました

 

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