インテリアをどれだけバッチリ決めてもなかなか上手く処理できないものがあります
その一つが電源ケーブル
デジタルデバイスが必需品になっているこのご時世、デスク周りやベッドサイドは充電用のケーブルでぐちゃぐちゃ
いま座っているデスクの下を覗いてみると、USB充電器が3個、照明用のケーブル、カメラの充電器が電源タップに刺さっています
これをなんとかスッキリさせたい!
と思い、手始めにUSB充電器を1つにまとめてみることにしました
ですが、ここで関門が...
少し前まではUSB-Aがスタンダードでしたが、最近はUSB-Cが主流
USB-Aだと複数ポートを持つ充電器が各社から出ていますが、USB-Cのマルチポート充電器は数が少ないのです
USB-Cは大容量の電流を流せるので急速充電ができたり消費電力の大きいノートPCなどを充電できますが、一方で発熱量が高くなるので出力をコントロールする必要がでてきます
熱伝導率と放熱性が高い窒化ガリウム(GaN)が充電器に採用されるようになり、高出力な小型充電器が普及してきていますが、60〜100Wのポートを複数搭載するのは難易度が高いのでしょう
現時点で国内で入手できるUSB-C充電器でポート数が最大のものはAnkerの4ポート充電器 Anker 547 Charger (120W)
当初はこれを購入しようと思っていましたがよくよく見てみると仕様が微妙
出力されるワット数が指す場所によって制限されるのです
1番目:最大100W
2番目:最大60W
3番目:最大20W
4盤面:最大20W
これは1ポート単体で使用した場合の最大ワット数
4ポートすべて埋めた場合
1番目:最大100W → 50W
2番目:最大60W → 30W
3番目:最大20W → 20W
4盤面:最大20W → 20W
合計:120W
となっています
充電するものを固定させるのであればこれで十分ですが、抜き差しの頻度が高かったりするといちいち場所を確認する必要があります
ズボラな僕にとってこれは面倒
ということで調査範囲を世界に拡大!
で、見つけたのがSatechi USB-C 4Port Charger
こちらは最大165WでAnkerのものより45W高出力
Ankerとの大きな違いはポートの場所によって最大出力が制限されるのではなく、何台デバイスを繋いでいるかでコントロールされるようです
1 x USB-C PD connected - up to 100W
2 x USB-C PD connected - up to 100W/60W
3 x USB-C PD connected - 60W/60W/45W or 100W/30W/30W
4 x USB-C PD connected - 60W/45W/30W/30W
最大出力に制限はありますが、接続されるデバイスによって調整されるようですね
探していたものはこれだ!
早速 Amazon USでオーダーし10日ほどで到着
大きさはこれくらい
10cm x 7cm x 3cm、340g
給電はメガネケーブル
他の充電器と比較すると
左がMacBook 14" 96W USB-C充電器、真ん中がRAVPOWER 90W USB-C 2Port充電器、右がAnker USB-A 2Port充電器
これを上の1つに集約できればだいぶスッキリするはず!
早速リプレイスしてみます
ごちゃごちゃしたデスク下が
こんな感じに!
だいぶスッキリしました!
ですが、電源ケーブルが床を這うのはやっぱりイマイチですね
沖縄リノベーションで採用した床下電源欲しいなぁ
コンセントの配置って、その空間でどのように過ごすかイメージして決めないと配線が汚らしくなってしまうんですよね
丸鋸で床切って電気屋さんに配線してもらうか?!
2023.01.12 追記
後継機は、なんと、200W + 6ポート!
2023年春に販売開始のようです
200W USB-C 6-Port GaN Charger