先週まで続いていた春のような気候から一転、日曜日は東京で雪が積もり冬に逆戻りしたような寒い日が続いています
そんな寒空の3月最終日、再び房総フィールドに戻りススキの抜根の続きです
まずは作業がしやすいように選定した枝や木材を移動
朽ちかけた木製パレットは半分に分解し、使える部分を再利用することにしました
切断したパレットをソーホーステーブルの下に移動し野良仕事グッズ置き場に。ちょうど良い大きさだった!
お片付けを済ませてから抜根作業開始
雨上がりなので土が重いしねちょねちょしていて作業が捗りません・・・
今日も大量の根っこを取り出しながら作業を進めていたら
朽ちかけた木片を貫いて伸びるススキが出てきました
これぞ生命力の強さ
お昼過ぎから小雨が降ってきてしまい作業を中断したので進みが悪かったですが、あともうちょっとで小麦畑と繋がるところまできました
この区画は少し水が溜まりやすそうなので、生姜でも植えてみようかなと思っています
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パレットを移動したとき、朽ちた木片がこぼれ落ちて行きました
作業をしていると出てくるカミキリムシ、ダンゴムシ、ミミズなどの虫たち、そして目に見えない菌類が木材を土に還してくれています
それぞれが各々の役割を持っていて、淡々とそれをこなしている
こうやって地球のサイクルは回っているのだなぁということを実感させられます
都市の中で慌ただしく暮らしていると、その事実を意識することはありませんが、朽ちゆく木片を見ながら、僕を含めた人類はちょっと横柄になりすぎているよなって思いました
新型コロナウイルスが人為的なものなのか、自然発生的なものなのかはわかりませんが、捉え方によっては、ある種の自浄作用なのかもしれません
もし僕自身や身の回りにいる人たちが感染してしまったらそんな悠長なことは言ってられないでしょうが、ポストコロナウイルスの世界は少しでも多くの人がこのサイクルの中で調和して生きていく世界であって欲しいと思うのです