2019年11月4日にAdobeからiPad版のPhotoshopがリリースされました
愛用しているiPad mini5にさっそくダウンロードしてみましたが使う機会がなくしばらく放置
先日ドローンで空撮したパノラマ写真がいまいちだったのでiPad版Photoshopで補正してみることにしました
撮影したパノラマ画像はこれ
左側の水平線がガタガタなのと中央付近の海面の露出が合っていません
撮影したのは空飛ぶカメラDJI Mavic2 Pro
Mavic2 Proは機体とカメラを上下左右に回転させながら撮影した画像を繋ぎ合わせて1枚のパノラマ画像に仕上げてくれるのですが、撮影した時は日没ギリギリで照度が足りず、うまく繋ぎ合わせられなかったようです
今回はこの画像をiPad版Photoshopで補正
パノラマの元画像はこんな感じになっています
この画像をパノラマアプリに取り込み360度グルグル回転させて1枚目の画像を作っています
湾曲した画像を補正するのは難しいのでフラットな元画像をベースに作業してみることにしました
まずはガタガタの水平線を補正
水平線の部分をスパッと切り取り、下のレイヤーに空の部分を引き伸ばして重ねてみました
スタンプツールを使って見たものの、うまく使いこなせず仕上げはイマイチ(笑)
選択範囲をぼかし、投げ縄ツールでアンダー気味の海面を囲んで補正
何度も選択範囲を囲んで調整しましたが、ぼかしの感覚が掴めません
明るさ、色味などを整え
45分格闘して、ひとまずこんな感じ
お粗末(笑)
これを再びパノラマアプリに取り込み月と夕陽が入るように切り取り
新しくなったiPad OSの写真アプリを使って彩度を上げ、派手目に仕上げてみました!
iPad版Photoshop、まだまだ使いこなせていないので評価できる状態ではないですが、初めて触った印象はこんな感じ
レイヤーの管理や補正などの基本操作は直感的にわかるけど、PC版のようなメニューがないのでどこでなにができるのか、全体像が直感的にわかりにくい
まぁ、これは慣れでしょうけど
その他、今回使った範囲だと、
選択範囲をきっちり選ぶのが難しい
ぼかしのパラメーターがPCの感覚と異なる
スタンプツールの操作が意図した感じにならない
など、PCの操作に慣れていると「あーもぅっ」ってなることが多いかも(笑)
LightroomのようにシンプルなインターフェースならUIも作りやすいでしょうが、機能てんこ盛りのPhotoshopですからね
これからに期待です!
先日のAdobe MAX 2019ではiPad版 Illustratorの開発も発表され来年にはリリースされるそうです
Appleのタブレット領域は、OSが専用のiPad OSになり、アプリも続々と進化してきておりこれからが楽しみな領域
でも先日11月14日に発表されたMacBook 16インチのスペックも魅力的だよなぁ・・・
<おまけ>
同じ画像をMac版Photoshop+Lightroomでさくっと加工してみました
ちょっと海が滑らかになったかな?!
フォトショ作業はまだしばらくMacBookに依存しそうです!
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