田植えが終わりひと段落すると気温がぐっと上がり夏日が続くようになります
夏は大好きな季節ですが、炎天下での野良仕事を終え、熱気の籠った小屋に戻っても涼を取れるのは扇風機1台
小屋の扉と窓を開けて風を入れても室内の熱気はなかなか逃げてくれません
東京に戻っても身体に熱が籠っているのがわかるくらいで、軽い熱中症気味の日々が続きます
例年これで乗り切ってきましたが、流石にこの状態は身体に良くないと思い対策を考え続きてきました
そんな矢先、昨年の春、ポータブル電源を作っているEcoFlowからWAVEというポータブルクーラーが発売されました
かなり惹かれたものの、専用バッテリー込みで25kg、サイズも大きかったので導入を躊躇っていたら、いつの間にかディスコン
しまったー!と思っていたら今年2023年4月下旬に小型化されたEcoFlow WAVE2が発売
小型化されただけでなくWAVE2にはヒーターもついています!
これは買いだ!
GW過ぎまで30% OFFだったこともあり今年は躊躇せず購入!
購入したのはEcoFlow WAVE2本体と専用バッテリーのセット
専用バッテリーがなくてもコンセント(AC)やEcoFlow DELTA2、DELTA Maxなどを専用ケーブルでDC接続できます(もちろん他社のポタ電とも接続は可能ですが大抵の場合AC接続となるので効率が若干落ちますね、おそらく)
専用バッテリーは昨今流行りのリン酸鉄リチウムイオン(LiFePO)ではなく三元素なのでサイクル数が800回というのが難点ではありますが、本体と一体で使えるので設置スペースをコンパクトにできるメリットもあります
僕の場合は専用バッテリーをメインにして、電気がなくなったらポタ電(DELTA2)か小屋の据え置き型LiFePOバッテリーからAC経由で利用する想定で専用バッテリー付きにしました
初代から比べると小さくなったとはいえ本体+専用バッテリーで23kg
それなりに重たいです!
設置方法をいろいろ考えたのですが、六畳一間の室内に置くとスペースをとるのと、排熱処理が面倒なので外に設置し、小屋の換気口から冷気を取り込むことにしました
用意したのはL字90°プレスエルボ10cm径、アルミテープ、アルミフレキダクト10cm径 80cm〜3m
まずは外側の換気のガラリを取り外しプレスエルボを挿入
蛇腹になっているフレキダクトを伸ばしていきます
EcoFlow WAVE2に付属しているアタッチメントとダクトを送風口に取り付けます
今日はダクトから小屋までちゃんと冷風がくるかのテストなのでラップとテープで仮組みしました
さらにEcoFlow 160Wポータブルソーラーパネルをジョイント
EcoFlow WAVE2本体にACケーブルの他に、ソーラーパネルやシガーソケットとジョイントするXT-60の差し込み口があります
仮組みするとこんな感じ
この長さのダクトなので冷気が小屋の中まで届くかが今日の検証ポイント
早速電源をONにして確認すると
風力は気持ち弱いものの冷気がきています!
麻紐をつけてみるとこんな感じですね!
よっし!これなら行けそうです!
さらに扇風機をサーキュレーターがわりに回します
最初は20℃+風量2で設定してましたが最低の16℃+風量MAXにしてみました
設定温度最低+風量MAX時の消費電力は300W〜400Wくらいの範囲ですかね
予想通りかなりの消費電力です
流石にこれではあっという間にバッテリーがなくなってしまいます
クルマに積んであったEcoFlow DELTA2をACで接続してみました
ACから給電すると専用バッテリーは充電モードになるので、エアコンの消費電力 300〜400W+給電 300〜400W前後があわさり700〜800Wくらい消費されます
ソーラーの給電をDELTA2に入れても今日は70W程度しか発電してくれないので到底追っ付きません
朝10時半くらいから稼働始めて14時半くらいまでで、専用バッテリー(残10%)+DELTA2(残20%)を消費といった感じですね(設定温度16℃+風量MAX)
大体消費電力のイメージが湧いたので運用方法を併せて検討することにします
で、六畳一間の小屋は冷えたのか?というと
バッテリーモニターについている温度計に変化はなかったものの体感的にはかなり快適
流石にキンキンには冷えませんが、外から戻ってくると「あ〜涼しい」と感じる程度には冷えました
今日は本業の仕事&会議が詰まっていたので小屋の中で過ごしていましたが汗ばむこともなくかなり快適♪
会議中、シャツを羽織っていてもOKでしたね
EcoFlow WAVE2導入は正解でした!
EcoFlow WAVE2本体のみ
EcoFlow WAVE2+バッテリーパック
さて、次は外にWAVE2を設置するための箱をDIYする予定です