先日、昨年より続けているリノベーションの一環で部屋の模様替えをしようと思い立ち、いままで仕事部屋として使っていた空間をリビング的な感じにしてみました
模様替えをしたくなったのは「くつろぐ」空間を作ってみたくなったから
それまでの東京自宅は「仕事部屋」と「ダイニング+リビング」みたいな役割になっており、純粋に「くつろぐ」場所がありませんでした
友達の家に行くと「なんか和むなぁ」と感じる要素があるのですが、うちにはない
なぜだ?!
部屋が狭いからか?
ものが多いからか?
と頭はぐるぐる
「くつろげる」空間とはどのようなものか?
よくよく思い返すと、友達の家のリビングにはおっきなテレビとソファが置いてあり、映像を見ながらくっちゃべってゴロゴロできるようになっています
そうか!
テレビとソファが「くつろげる空間」の要素なのか!
しかし、僕は基本的にテレビを見ない生活。ネット動画もiPhoneかiPadで見ています
一応テレビはあるものの22インチとかなり小さいめ。しかも10年前のもので当然ながら最近標準の4Kには対応してません
TV・スマホ・PC・タブレット以外で映像を映すものとしては、PC用27インチ外部モニター(LG 27UK850-W)はある。こっちは4K/HDR10対応
最近はiPad Air4をMacBookのサブディスプレイとして使っているので、このモニターの使用頻度が落ちてきたところ
おし!リビングに置くモニターとしてはちょっと小さいけど、ひとまずこれをテレビがわりのディスプレイとして使ってみよう
さて、イメージした環境がカタチになるにつれディテールに意識が回り始めます
Apple TV 4K(2021)導入
リビングに設置したディスプレイはPCモニターなのでテレビは見れません
映像を見るにはDVD/Blue-rayプレイヤーやPCを繋ぐかしかない...
というのはふた昔前の話
Amazon FireTVやGoogle Chromecast、Apple TVなどいわゆるSTB(セットトップボックス)を使えばインターネット動画を見ることができます
とりあえず手持ちのApple TV 第2世代(10年前の製品!)をつなげてみたのですが、以前は観れていたはずのYouTubeが見れなくなっています
マジか...
さらに映像が粗い(Apple TV第2世代の映像はHD)
耐えられない・・・
気がついたら家電量販店におりました(笑)
獲物は今年4月に発表されたApple TV 4K(第2世代)
早速セットアップして映し出された映像を見ると
「なんて綺麗なんだ!」
アプリを入れればNetflixやAmazon Prime Video、Disney+など他社の動画配信サービスも観れるし、モニターの色味に合わせてキャリブレーションもできるし、Siri対応してるし、地味に進化していたのね、Apple TV
モニターのイアフォンジャックにアウトドア用スピーカーJBL Flip4をつなげて暫く楽しんでおりました
が、最近 配信されている動画は空間オーディオに対応しており、せっかくのサラウンド感を楽しめません
サウンドバー選定 Sony HT-X8500 vs JBL Bar 5.0 MultiBeam vs sonos Beam2
サラウンドシステム(5.1chとか7.2chとか)を構築するには、AVアンプを入れて、複数のスピーカーを前後左右に設置しサブウーハーを設置とかなり面倒
狭い部屋でそこまで配置するのは現実的ではありません
しかし、最近はサウンドバーなるテレビの前に設置するスピーカーシステムで空間オーディオを再現することができます
という感じでサウンドバー選定を始めました
色々調べていくと、サウンドバーって1mくらいと意外とでかい
スペースの兼ね合いでそんなに大きなものは置けないので、80cmくらいのサウンドバーを物色
その条件に加え
・4K HDR+Dolby ATMOS対応
・Apple TV→サウンドバー→モニターで接続する予定なので4Kパススルー対応
・置き場所の問題からサブウーハーが別でつくモデルは却下(一本でシンプルにしたい!)
で選定すると、
Sony HT-X8500(ワイド89cm)
JBL Bar 5.0 MultiBeam(ワイド70.9cm)
が最終的な候補となりました
年内に発売予定のsonos Beam2(ワイド65cm)もいいかなぁと思いましたが、残念ながら4Kパススルー非対応
HT-X8500は空間オーディオフォーマットのDolby ATMOSに加えDTS:Xにも対応していて魅力的だったのですが、Bar 5.0のスピーカー5つに加えパッシブラジエーターを4機搭載し250W出力により強く惹かれました(HT-X8500はフロント2機、サブウーハー2機で160W)
実際に聞き比べていないのでなんともですが、スペックとメーカーの方向性を考えるとJBLの方が音圧がパワフルな印象を受けます
自宅のステレオのスピーカーはJBL 4312M、BluetoothスピーカーはJBL Flip4と以前からJBLをチョイスすることが多いのです
Bluetoothスピーカーはsonos ROAMも使っておりかなり気に入っていますが、JBLの図太い感に慣れているのです
ということで最終的にJBL Bar 5.0 MultiBeamをチョイスしました
サウンドバー JBL Bar 5.0 MultiBeam到着!
JBL Bar 5.0 MultiBeam到着!
インターフェースは、HDMI IN(HDCP2.3対応)/OUT(テレビ側からのロスレス音源を伝送できるeARC対応)、光デジタル IN、ETHERNET
裏面にもグリルがあるので、おそらくここから低音が出るのだと思います
サウンドバーの台座をDIY
最初はサウンドバーをベタ置きしていましたが、少し浮かしておいた方が低音のパンチが増す感じがしたので、端切の板を下に置いてみました
これでずいぶん音が良くなったのですが、今度は板の色が目についてしまいます
映像に集中するには黒く塗装したほうが無難です
ペンキで塗るか... めんどいな...
と思っていた時
そうだ!無印のステンレスシェルフユニットのカラーパネルをDIYした時の端材がある!
カラーベニア板のブラックがあったので、端切のサイズに合わせてカット
薄手の両面テープで固定
はみ出したエッジ部分をマジックで黒く塗装
30分とかからずお化粧完了!
Before
After
これでだいぶ目立たなくなりました
*このあと、シリコン製滑り止めを台座の上下に貼って、スピーカーの振動を吸収できるよう改良してます
Apple TV 4K(2021)+ サウンドバー JBL Bar 5.0 MultiBeam + LG PC用 4Kモニター で4K/Dolby Atomosサラウンドを体験!
さて、これでセットアップ完了です
電源を入るとHELLO
JBL Bar 5.0 MultiBeamとのコミュニケーションは右フロントに表示されるインジケーターで行います
それにしても映像が綺麗
4K/HDRに慣れてしまうと、もう元の世界には戻れません!
コントローラーはこの二つ
手前がApple TV、奥がJBL BAR 5.0
両方等も至ってシンプル(JBLのコントローラーはプラスチックで傷つきやすいのが難点ですが)
Sonyのサウンドバーで躊躇したもう一つの理由がこのリモコン
日本製のリモコンって機能満載なのは良いのですがカッコ悪いのです
ここまでして4K/HDR+Dolby ATMOS対応のサラウンドシステムを構築した理由は「くつろぐため」以外にもうひとつあったのです
Apple TV+で9月24日から配信開始されたアイザック・アシモフ原作のファウンデーションを見たかったから!
どうせみるなら配信されるフォーマットを最大限 再現できる環境にしたかったのです
音質の方はというと、流石に映画館のようなぐりぐりなサラウンド感(特に後方からの音)は再現できないものの、左右+低音の迫力はかなりあって臨場感があります
これくらいの部屋だったら十分満足できるサウンドクオリティ
期待していた図太いJBLサウンドも概ね想像通りでした
さて、ヴィジュアルとサラウンド環境は整いましたが、問題はインターネット回線
実は、我が家の回線はPocket WiFiとMVNO SIM(格安SIM) x 2(iPhone/iPad mini)しかないのです!(ネットの仕事してるのに!)
4K動画を見ることを考えると、LTEしかも1日3GB制限ではストレスが溜まります
もちろんこの課題にも手は打ってあり、NURO光の屋外工事が今週末に控えております!
こうしてゴロっとしながら動画三昧できる環境が整ってしまうと、ここでダラダラと過ごす時間が増えていくんでしょうね(笑)
危険なのは重々承知!でもこういう環境作ってみたかったんだよね!
今週末の回線工事が楽しみです!