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東京で過ごすメリット 007 / No Time to Dieをビッグスクリーン IMAX レーザー GTで見る@グランドシネマサンシャイン池袋

東京で過ごすメリット 007 / No Time to Dieをビッグスクリーン IMAX レーザー GTで見る


ついにダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドも見納めです

カジノ・ロワイヤル公開前後は「ダニエル・クレイグはボンドのイメージではない」などと批判も多かったですが

女王陛下をお迎えに上がるほどのハマり役!

公開中の「007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ」は一連のダニエル・ボンド作品を締め括る内容

まだご覧になられていない方は「カジノ・ロワイヤル」「慰めの報酬」「スカイフォール」「スペクター」を復習のうえご覧になることをオススメいたします

 

復習を終え、いざ映画館に行こう!

と思ったら、今度はどの映画館でどのフォーマットで観るかを考えなくてはいけません

これが昨今の映画鑑賞のポイント

 

僕が見に行ったグランドシネマサンシャイン池袋では以下の5つのスクリーンで上映されています

1. 通常版
2. DTS-X
3. Dolby Atmos
4. 4DX SCREEN
5. IMAXレーザーGT

同じ映画が5つのバージョンで配信されるなんて・・・

どれも同じだろ?とお思いかもしれませんが

1. 通常版:4K+7.1ch
2. DTS-X:4Kレーザープロジェクション+空間オーディオ
3. Dolby Atmos:4Kレーザープロジェクション+空間オーディオ
4. 4DX SCREEN:3面マルチプロジェクション(正面+左右にもスクリーンがある)+椅子が動く+水・風・香りが出る
5. IMAXレーザーGT:4Kレーザー+1.43:1映像(通常より40%広い)+12chサウンドシステム

という違いがあります

そして5番目のIMAXレーザーGTで見れる映画館は、2021年10月現在、日本国内では大阪の109シネマズ大阪エキスポシティと2年前に開業した池袋のグランドシネマサンシャイン池袋の2館のみなのです

 

IMAXレーザーGTと他の配信との大きな違いは

東京で過ごすメリット 007 / No Time to Dieをビッグスクリーン IMAX レーザー GTで見る@グランドシネマサンシャイン池袋

このでっかいスクリーン一面に映像が広がるのです!

通常の映画館のスクリーンが2.4:1という横長な比率に対し、1.43:1とより正方形に近いのです

そしてこのスクリーンいっぱいに映し出される映像は70mm IMAXフィルムカメラで撮影されています

つまり、このスクリーン以外で見ている映像は、実際に撮影された上下がカットされたものになるのです!

どうせ見るなら撮影されたフォーマットで見たいじゃないですか!

この迫力は映画館でしか味わえませんからね

時間があるなら他のフォーマットと見比べて見たいところですが2時間半を超える長編なので悩ましいところです!

 

ちなみにIMAXレーザーGTで配信される大抵の映画が全編このフォーマットというわけではなく、今回見た「007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ」では163分のうち40分がIMAXレーザーGTで配信されています

 

 

グランドシネマサンシャインの12階から池袋の街中を眺めながら

東京で過ごすメリット 007 / No Time to Dieをビッグスクリーン IMAX レーザー GTで見る@グランドシネマサンシャイン池袋

毎週のように東京と房総を行き来しているけど、このふたつの世界はまるで別物だなぁと思っていました

房総オルタナティブライスフィールド 2021年稲刈りDAY6 ちょこっと稲刈りと満月

人間の脳が生み出したもので埋め尽くされた東京と、自然の中にポツポツと人の営みがある房総

どちらが良くてどちらが悪いではなく、東京は東京でしか体験できないことがあり、房総でしか体験できないこともあるのです

でも、ずっとこの脳化した都市生活を続けていると、やっぱり、バランスを崩してしまうものだと思います

時に自然のリズムに身を委ねる時間も必要

2拠点居住のメリットは、思考優位の物質的生活が「唯一の世界」ではないということに気付かされることなんだと思います

 

でも、時々、こうやって最新のフォーマットで映画を見たりして、どっぷり都市生活のメリットを享受するのも悪くないものです!

俗世と離れて黙々と野良仕事していると浮世離れしちゃいますからね(笑)

そう言えば007見た後って必ずアストンマーティンが欲しくなるのですが、今回はちょーかっこいいDBS見ても物欲を掻き立てられなかったです

今回のボンドカーの主役は実質DB5だったからなのか?
単純にクルマに興味がなくなってきたからなのか?
田舎暮らしの比重が高まり物欲が薄れてきたためなのか?

理由はよく分かりませんが、16年前にカジノ・ロワイヤルを見たときの自分と、ノー・タイム・トゥ・ダイを見た今の自分はだいぶ変わっているということです

この16年で映画の配信フォーマットは映像、音響共に大きく進化しましたが、果たして僕の変化は進化なのでしょうか?!それとも・・・

僕にとって東京の生活は「世の中の変化」と「自分の変化」を感じ取るためのバロメーター的役割なのかもしれません

 

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