人の営みの少ない田舎で過ごしていると、地球という惑星に住んでいることを思い出す瞬間が多くなります

夜中に目が覚めて外に出てみると満天の星空
街明かりが少ないので星がよく見えるのです

朝目覚めて外に出ると

土や大気に溶け込んでいた水滴が姿を現します
アスファルトで覆われた都市部では朝露で靴が濡れる感覚を味わうことはまずありません

高い建物で視界を遮られることもなく

空気が澄んでいるためか月もくっきりと見える気がします

日中は目の前の作業に追われていますが、ふと顔を上げた瞬間に視覚に飛び込んでくるものや、五感で感じとるものが、想像を超えたスケールで広がる宇宙の一角にいることを思い出させてくれるのです