昨日まで法事で小樽にいました
子供の頃、夏休みになると祖父母が住んでいた小樽で過ごしていたので、この街は僕にとっての故郷のようなところ
流石にいわゆる「小樽っぽい」ところは行き着くしていますが
「そういえば、小樽の神社に行ったことない!」
と思い立ち、合間を縫って小樽 住吉神社に行ってきました
北海道の歴史を考えると、この地に神社が建立されたのは明治に入ってからがほとんどだと思われます
歴史が浅いせいか、近畿圏の寺社に渦巻く重々しい空気はあまり感じられませんが、この小樽 住吉神社は龍穴パワースポットとも言われています
最近は花手水で映えスポットにもなっているようですが、この時期は分厚い氷で覆われておりました
黒龍君も仕事がなくちょっぴり退屈のご様子!
それにしてもこの階段よ!
左側がロードヒーティングならぬステアーズヒーティングされていて歩きやすいとはいえ、それ以外のところはアイスバーン状態
雪道素人はドキドキものです
ようやく本殿まで辿り着きました
お参りする際はガラス戸を開けるシステム
雪国の寺社仏閣はメンテナンスも大変ですね...
ここ、住吉神社は港町小樽らしく、航海安全のために勧請奉祀されたそうです
お祀りされているのは、住吉三神の底筒男命(ソコツツノオノミコト)、中筒男命(ナカツツノオノミコト)、表筒男命(ウワツツノオノミコト)。に加え、応神天皇の母 神功皇后(じんぐうこうごう)となります
住吉三神である底筒男命、中筒男命、表筒男命は、イザナギが黄泉の国から戻り、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊祓いをした際にお生まれになった神々
水の底で清めたときに底筒男命、水の中ほどで清めたときに中筒男命、水の表面で清めたときに表筒男命
ちなみに、海の神様として有名な綿津見神(ワタツミ)の三神と一緒にお生まれになっているそうです(底津綿津見神・底筒男命→中津綿津見神・中筒男命→上津綿津見神・表筒男命の順番)
その後に、左目を洗って天照大神、右目を洗って月読命、鼻を洗って素戔嗚尊が生まれてくるストーリーになっています
底筒男命、中筒男命、表筒男命、それぞれのお名前についている「筒」は「星」を意味するそうで、これは当時「カラスキ星」を航海する際の目印にしていたことに関連するようです
そしてこの「カラスキ星」は、オリオン座の真ん中の3つ星(δ星 ミンタカ、ε星 アルニラム、ζ星 アルニタク)を指すそうです
日本の神話の世界に星とリンクする神様って香香背男(カカセオ)くらいしか知りませんでしたが、これは新たな発見でした
移動しているとひょんなところで出会いがあるのが楽しいですね☆☆☆
振り返ると、小樽の港を見下ろせる素敵な景色が広がっていました
小樽の港は海の神様に守られている感じがして素敵です
これはこれで風情がありますが、次回は雪のない時に再訪したいものです!
JAL Airbus A350-900と小樽スナップ
ここのところLCC(Peach or JetStar)ばかり乗ってましたが、今回は久しぶりにフラッグキャリアJALで向かいます
搭乗した機体はAirbus A350-900
こんなに大きな飛行機に乗るのも久しぶりです!
この機体の特徴といえば胴体がカーボン製であること(普通の飛行機はアルミ製)
最新鋭機ということもあり静かで快適でした♪
グラデーションに塗装されたウイングレット、美しいですねぇ
この曲線、艶かしい!見てるだけでドキドキする(変態か!)
なにより楽しかったのが座席前面に設置されたモニター
もちろん映画やTVも見れますが、機体下部と尾翼につけられたカメラで外の様子が見れるのです
他にもナビゲーションマップも見れたり、男の子心をくすぐられます!
あっという間に新千歳空港へアプローチ
そして小樽へ
小樽といえば定番の運河
運河沿いの倉庫はリノベーションされ飲食店などが入っています
ニシン漁で栄えた小樽
浮き玉を作ることから派生したガラス工芸も街の顔になっています
北海道はどこに行っても美味しいものがありますが、この時期の八角は油がのって美味
やっぱり刺身が一番
ちなみにこれ、朝飯。贅沢極まりない!
叔母が見つけてくれたお店でいただいたこれ、めちゃくちゃ食べにくかったけど、めちゃくちゃ美味かった!
3日間、とにかく食べまくり、おかげさまで2kgほど太りました(笑)
あれ?あなた糖質制限中でしたよね...
えぇ、誘惑に弱いもので...
昨年のいま頃は大雪でしたが、今年は雪が少なめの小樽
比較的暖かめで過ごしやすかったです
今年の目標のひとつは移動しまくること
今のところ、いい感じで過ごせております♪
モチベーションを維持するために、移動中、読んでいた本はこれ!
普段、あまりこういう本は読まないけれど、サクッと読めて刺激されました!