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沖縄最古のシーサー 富盛の石彫大獅子に残る弾痕とトマホークミサイルを1500億円かけて購入する意味

沖縄最古のシーサー 富盛の石彫大獅子に残る弾痕とトマホークミサイルを1500億円かけて購入する意味


1689年 松尾芭蕉が奥の細道に旅立った頃、琉球の南にあった勢理城(ジリグスク)の小山に一体のシーサーが作られました

沖縄最古のシーサー 富盛の石彫大獅子に残る弾痕とトマホークミサイルを1500億円かけて購入する意味

当時この付近では不審火と思われる火災が多く発生していたそうで、久米村(現在の那覇 久茂地付近)の風水師 蔡応端(太田親雲上)に相談したところ、「ヒーザン(火山)である八重瀬岳の方向に向かってシーサーを建てよ」と助言され作られたと言われています

沖縄最古のシーサー 富盛の石彫大獅子に残る弾痕とトマホークミサイルを1500億円かけて購入する意味

これが琉球で最初に作られたシーサー、つまり沖縄最古のシーサー

その後、無事に火事がおさまり、旧暦10月1日に行われる火の用心の行事 カママーイ(かまど廻り)では女性の祭司 ノロを先頭にこのシーサーを拝むようになったとのことです

沖縄最古のシーサー 富盛の石彫大獅子に残る弾痕とトマホークミサイルを1500億円かけて購入する意味
Photo : Unknown / Tomori Stone Lion (18 June 1945)

時は流れ1945年 太平洋戦争末期、日本軍が八重瀬岳付近に最後の防衛線を張り激しい地上戦を繰り広げていた頃、このシーサーは米軍の弾除けに使われ当時の弾痕の跡が残っています

沖縄最古のシーサー 富盛の石彫大獅子に残る弾痕とトマホークミサイルを1500億円かけて購入する意味

日本政府は2022年11月に1000〜2000億円かけ米国からトマホークミサイルを500発購入する予定であることを発表しています

トマホークはバージョンアップされているとはいえ70年代に設計されたミサイルであり、効果的に活用できたのは防衛体制が脆弱であったイラクやアフガニスタンでの戦争

配備する目的が近隣の大国であるとすれば、おそらく、目標地点に到達する前に撃ち落とされてしまうでしょう

近代起きた戦争や紛争のほとんどが、意図を持って生み出された危機から発生していることは事実であり、結局のところ金儲けのために人々を巻き込んでいるいるわけです

沖縄最古のシーサー 富盛の石彫大獅子に残る弾痕とトマホークミサイルを1500億円かけて購入する意味

このシーサー 富盛の石彫大獅子が作られてから300年を超えたいま、当時と比べると世界はだいぶ狭くなり、近隣諸国では火種が燻っています

いまの私たちがやるべきことは、ミサイルを配備することではなく、風水師に相談して新たなシーサーを建てることなんじゃないですかね?!

果たしてそのシーサーはどの方向に向けて建てられるのでしょうか?

すぐ近くの島を向くのか、大陸を向くのか、内地に向くのか

いや、ミサイルを売りつける輩たちに向けて睨みをきかせるのか?!

 

 

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