とくになにごともなければ、朝の目覚めは当たり前のことで、目が覚めたことに対して意識を回すこともなく、その日の予定に合わせて動き始めるもの
それが日常というもの
5年前の今日
朝を迎えたのは病院
数時間後、親父が息を引き取りました
記憶力が弱い僕だけど、あの日の朝のことは今でもありありと思い出せます
あれから5年経ったいま
朝、目覚めると
「あー今日も生きているんだな」
と思うようになり、その事実を言葉に出して感謝することが起床後のルーティーンになっています
日常を送っていると、否が応でも、タスクに追われたり、気がかりな出来事があったり、人から言われた何気ない一言が心に残っていたり、様々な感情が沸き起こっていて、目が覚めた瞬間から感情の渦に飲み込まれていきがちです
でも、その渦に飲み込まれる前にワンクッション置いてみると、それよりも大事なことがあることに気付かされるような気がします
今日も生きていられるということは、行きたいところに行けること、会いたい人に会えること、誰かのお役に立てる仕事ができること
怪我や病気で自由が効かなかったとしても、どんなに小さなことでもできることはあるし、自分が生きているだけで喜んでくれる人も中にはいるわけです
いつ終わるともわからない人生の貴重な一日
今日は有意義に過ごせたかな?
とお墓参りの帰り道、渋滞に巻き込まれながら思っておりました
運転は好きだけど、流石に7時間もクルマの中にいるとバテるわ!