Soul Searchin'

玉虫色の世界

投稿日:

玉虫色の世界


自分がいま見ている世界は、他の人から見ると別の世界に見えているはず

誰かと一緒に、同じ時間、同じ場所で、海に沈むオレンジ色の夕陽を眺めていたとしても、心に浮かんでいるものはそれぞれ異なっているはずです

たとえ似たような思考や感覚を持っている人同士でも100%同じということはありません

もしかしたら「100%同じ」ということがあり得るのかも知れませんが、残念ながら「100%同じ」であるというということを確かめる術は、僕が知る限り、ありません

一人一人の意識や思考が少しずつ重なり合って出来上がっているのがこの世界

 

さらにその外側にはもうひとつ別の世界が広がっています

国家、法律、社会通念、お金といった、人類が作り上げてきた共同幻想の世界

共同幻想の世界は、概ね時の為政者(表であれ裏であれ)によってコントロールされています

その目的は、民の幸福のためであることもありますが、往々にして、為政者の権力を維持するためであったり、既得権益層の利益を守るためであったりします

彼らは自分たちの意図通りに世界を動かすため、法律や制度、暗黙のルールを作り上げ、マスメディアを使い流布するのが常套手段となっています

それが私たちの目に映る世界

私たちは、様々なところから情報を受け取ることにより、知らず知らずのうちに、その固定的な観念をもとに感情を動かされ、判断したり行動しています

 

そう考えると、この世は玉虫色

「個々人の内側の世界」と「作り上げられた共同幻想の世界」が複層的に織り上げられ、10人いたら10人の世界が存在しているということになります

 

しかし、今の社会は誰かの意思によって作り出された共同幻想があまりにも強くなりすぎ、個々の内側に広がっている世界が蔑ろにされているように感じます

共同幻想を支えるために、膨大な時間と労力が注ぎ込まれ、多くの人にストレスがかかり、自然環境を破壊し続けているようにしか思えません

一定レベルまで到達した資本主義社会は、大いなる無駄を生み出さなくてはそのサイクルを維持することは出来ません

今回のコロナ騒動でその大いなる無駄が誰の目にも明らかになるなか、これから私たちの世界はどうなっていくのでしょうか?

 

フューチャーリストや占星術師、スピリチュアル界隈では、数年前から、世界は二極化・分断が進むと言われてきました

それが具体的にどのようなものになるのか、僕にははわかりませんが、国家レベルの話から個人のライフスタイルレベルまで様々なところで二極化や分断が進んでいくのかもしれません

少なくとも、ここ数年の状況を見ていると、「共同幻想優位な既存の世界」と、「個々人の感性や価値観をベースにした新たな世界」とに分かれていくような気がしています

新型コロナウイルスの反応を見ても、非常にセンシティブになっている人もいれば、ただの風邪と一蹴している人もいます

マスクをする人しない人、他県から人が来ることにストレスを感じる人とそうでない人

既に二極化や分断は少しずつ進んでいます

今後ワクチンが開発されたとき、打つか打たないかは更なる分かれ目になるかもしれません

どっちが正しく、どっちが間違っているとかではなく、人にはそれぞれの価値観や信念があります

それに従って生きることこそが自由というものであり、他人がとやかく言うことはナンセンス

 

人々の価値観やライフスタイルが大きく変革していく中、どこに軸足を置くのかはそれぞれの自由

でも、一旦、外側からの情報を遮断し、自分の内側から湧き上がるものを見つめ直すタイミングなのだと思います

この世界は自分が創り出しているという感覚を取り戻すことこそがすべてのベース

行動の起源となる「感情」を外部にコントロールされないためにも、じっと自分の内側から湧き上がるものを感じ続け、それに従って行動していれば正解が見えてくるのだと思います

そうすると作り出された玉虫色の世界に惑わされることなく、自分の目で見た美しい玉虫色の世界を生きていけるようになるのです

 

 

先日、お隣さんから「いいものあげるー!」と声をかけられました

この季節にこのフレーズ

ははぁーん、あれだな!

グーに握られた手をみた瞬間、その中になにがあるのか察しがつきます

「玉虫でしょ?!」

って言ったら

「なんでわかったの?!」

いや、前にもやられたから(笑)

 

素手で触りたくなかったので竹筒の中に入れてもらい、テーブルの上に置いてもそもそ動く玉虫を眺めておりました

暫くすると、大きな羽を広げ、不器用そうに小屋の前の桑の木まで飛んで行き、暫し佇んだあとどこかに飛び去って行きました

房総で過ごすようになるまで、玉虫なんて図鑑の中でしか見たことありませんでした

玉虫が普通にいる環境で時間を過ごせるようになったのは、10年前の今頃、何気なく見ていた不動産サイトでこの土地を見つけたから

別に土地を買う予定もなかったけれど、ここで過ごしてみたいという感情に突き動かされ購入することを決めました

この10年、房総フィールドという拠点を得たお陰でいろんなことを実践し経験することができました

あらためて振り返ると、あのとき直感に従って動いたことが、いまの自分に繋がっているんだなと思えます

信じるべきなのは、やっぱり内なる自分しかないんですよ!きっと

 

-Soul Searchin'

Copyright© 房総オルタナティブライフ , 2020 All Rights Reserved.