昨年末から東京自宅の電球をスマートライトPHILIPS Hueに置き換え、照明のほとんどはSiriかAlexaでオンオフできるようになりました
さらに玄関・階段には人感センサーを入れたので自動でライトが付くようになり、ロフトに入れたエアコンもAlexa対応と、築27年の古家が徐々にスマートホーム化しております
今までネット回線はPocketWiFiにトラベルルーターをぶら下げ、擬似固定回線にしていましたが、流石にしんどくなってきたのでNuro光を導入。不在時も照明・エアコンを外部コントロール出来る様にしています
「んなもんいらねーよ」と思うかもしれませんが一度この環境に慣れてしまうとなかなか元に戻れなくなるのが昨今のテクノロジー
次にどこをスマート化させようかと沼にハマっていく感じです(笑)
現在進行中の沖縄ワーケーションルーム(諸般の事情で中断していますが近々再開予定)のリノベーションでQrio Lockのスマートロックを導入し、鍵の開け閉めをスマホ経由にしましたが、これがあまりにも便利で是非自宅にも!と思っておりました
スマホのアプリで鍵の開け閉めができるスマートロック Qrio Lockを取り付る 沖縄ワーケーションルーム リノベーションプロジェクト
しかし、スマートロックのメジャー製品であるQrio Lock、SADIOT LOCK共に、付属のアダプターでは東京自宅の鍵「MIWA NDR」にフィットしないため諦めておりました
いっそのこと鍵本体を変えてしまおうかと思い方法を調べていたところ、ちょっとマイナーなSesameというスマートロックだとこのMIWA NDRに取り付けできそうなことがわかりました
よくよく調べると3Dプリンターで特殊アダプターを製作し個別に対応してくれるとのこと!
素晴らしい!
ということで早速オーダー
オーダーしたものはスマートロック本体 Sesame4(¥4,980)、WiFiモジュール(¥2,980)、特殊アダプター(¥545)の3点
お値段はQrio Lockだと2.5万〜3万円くらいするところ1万円ちょっととリーズナブル
素晴らしい!
先程パーツが揃ったので早速取り付けてみました
Sesame4本体にはスマートロックと高さ調整アダプター+固定ネジ、専用ドライバーと両面テープが入っています
MIWA NDRはロック本体がどでかいので上位置だと取り付けできません
高さ調整アダプターを噛ませて横位置で取り付けます
取り付け位置の当たりがついたらパーツを固定していきます
まずは電池カバーを外して通電
先程位置合わせした高さに高さ調整アダプターを固定
あとはMIWA NDR用の特殊アダプターを取り付け、両面テープを剥がして固定するだけ
あっという間に取り付け完了!
もちろん手動でも開閉できます
アプリ経由で解錠・施錠の位置合わせを行えば設定は完了です
ちなみにこの状態だとSesame4はBluetooth接続なので近距離でしか動作させることはできません
外出先など遠方から解錠・施錠するにはこのWiFiモジュールを設置しインターネット越しにコントロールできるようにします
このWiFiモジュールは2.4GHzのみ対応なので、一般的なルータのXXXXX-XXXXX-G(Aは大抵5GHz)を使用します
Qrio LockやPHILIPS Hueのブリッジは10cmくらいあるのですが、こちらはかなりコンパクト
iPhoneの充電器に挿すとこんな感じの大きさです
これをコンセントにさして、SesameアプリでWiFiを選び、パスワードを入れればOK
このWiFiモジュールにスマートロックSesame4を認識させたら設定は完了
30分くらいであっという間に東京自宅がスマートロック対応!
これでiPhone、Apple Watch、Siri、Alexa経由で施錠解錠ができるようになりました!
なお、Sesameアプリの設定で「手ぶら解錠」をONにすると、地図上で指定した範囲を一旦出て再び戻ってくると自動で解錠してくれる機能もあります
その他にもオートロック機能もありシンプルながら機能は十分
もちろん合鍵の発行もできます
スマートロック本体もWiFiモジュールもアプリのインターフェースもQrio Lockと比べると若干安っぽい感じもしますが、非常にシンプルでガジェット感があってこれはこれでOK!
なにより3Dプリンター使ってあらゆる鍵に個別に対応してくれるスタンスが素晴らしいです!
おかげさまで取り付けてみたかったスマートロック、ついに配備することができました!
これで房総から帰ってきたときスムーズに家に入れるようになるな!
↑よく「鍵がない!ない!」しているので(笑)
あ〜房総の小屋もスマート化したくなる...
でも固定回線引いちゃうとオングリッドになってしまう...
あそこは物理的にどことも繋がっていないところがいいんですよ!
なにせオルタナティブですから!