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自分が描かれている絵を眺めていると不思議な気分になる 写真と絵画の違い

自分が描かれている絵を眺めていると不思議な気分になる 写真と絵画の違い


先週末、以前遊びにきてくれたKさんが再び房総フィールドにいらしてくれました

いつもこのBlogをご覧いただいているので、房総オルタナティブ米をお渡ししたいなぁとコンタクトしてみたところ、お越しいただくことになったのです

遠路はるばる有り難うございました!

暫しお喋りして、帰り際に「あとで見てください」と封筒を手渡されました

お帰りになられたあと取り出してみると、なんと僕が描かれた水彩画が!

もちろんKさんが描いたもの

自分が描かれている絵を眺めていると不思議な気分になる 写真と絵画の違い

描かれていたのは2018年11月11日の早朝にドローンで空撮したこの写真

海から昇るオレンジ色の朝陽、生まれたての太陽が染める淡いピンク色の光と薄いブルーの雲、ウユニ湖で撮った写真のように自分が影や空の色が波打ち際に反射し、ここ数年で撮った写真の中でもお気に入りの一枚

写真はその瞬間の空気感を光量と構図で表現するもので、肉眼でみた時よりダイナミックだったり、ドラマティックだったり、ファンタジックだったりすると、あぁ、いい写真だ!と思うものだと思います

自分が描かれている絵を眺めていると不思議な気分になる 写真と絵画の違い

一方で、描いていただいた絵をじっと眺めているとただ単に写真を絵に起こしたものではないことが分かります

おそらく、日頃の僕がBlogに綴ることがKさんのフィルターを通して想いになり、それが筆先に伝わって一枚の絵に仕上がっていくのだと思います

さらに、そこに描かれているのは僕

抽象化された中にいる自分の姿をみていると、写真に写る自分を見るのとは異なる感覚があり、うまく言葉にできない感情の揺れを感じます

写真が固定された全体を感じる一方で、絵は描かれた全体が動いているよう

写真が「あの瞬間は美しかった」なのに対して絵画は「今もその瞬間の中にいる」ような感じがします

なんとも不思議な気分

 

Kさん、貴重なお時間を割いて素敵な絵を描いていいただき本当に有り難うございます

とっても嬉しい!

東京自宅に持ち帰ろうかと思いましたが、小屋にあった方がしっくりくるので、ひとまずデスクの上に置いて眺めております!

自分が描かれている絵を眺めていると不思議な気分になる 写真と絵画の違い

余談ですが、この写真を撮影したのは九十九里浜の真ん中ら辺に位置する蓮沼海岸

九十九里浜は太平洋に面しているのでサンライズビーチ

水平線から昇る朝陽を眺めるには最高です

自分が描かれている絵を眺めていると不思議な気分になる 写真と絵画の違い

そして蓮沼海岸は成田空港にアプローチする飛行機の航路になっているので、高度を下げながら飛んでくる飛行機を眺めることができます

スマホアプリFlightRadar24で機体やどこから飛んできたのかを見ながら眺めるのがオススメです!

 

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