「写真を撮ろう」と思った瞬間には、なにかしらその人の心を惹きつけるものがあったはずで、その捉えたものがその人が見ている世界でもあります
本屋さんで写真集をめくっていると「こんな面白くもない写真を並べてなんなん?」って思うことがありますが、いざ自分がそれっぽいものを撮ろうと思ってもなかなか撮れないのが写真の面白いところ
写真家と呼ばれる人たちは、誰しもが見ているけれどやり過ごしている日常の何気ないシーンの中に、きらりと光る美しさや面白さを見つけ出し切り取り、その時に感じたエモーションを他の人にも伝えることができる人たちでなのでしょう
パンデミックを境に仕事の大半がオンライン化し、家で過ごすことが多くなったので外に出る機会がめっきり減ってしまいました
一日中 家の中にいると煮詰まってくるし、身体が鈍ってしまうので最近は30分〜1時間程度のウォーキングをするようにしています
ウォーキングには先月入手にした85mmの中望遠レンズがお供してくれています
今まで広角〜標準までしか持っていませんでしたが、この85mmの画角が性に合っていたようで新たな感覚で写真を撮っています
今日の6枚は今月撮りためた写真の中からニュートラルなトーンのものを並べてみました
これが僕が目にしたシーンであり、僕が見ている世界でもあります
なにかを感じたり、なにか伝わったりしましたでしょうか?!