4年前、究極の50mm アポズミことAPO Summicron 50mm F2.0をゲットしたとき「同じレンズでもこんなにも違うものなのか!」とライカレンズの凄みを実感しました
ファインダー越しにフォーカスを合わせると、ピタッと「ここ!」とわかるあの感触は他のレンズでは味わったことのないものでした
本数は多くはないものの、いくつかレンズを使ってきた中で、浮き立つような立体感、驚くほどの解像感、被写体の色艶はアポズミの右に出るものなしと言った感じ
35mmのライカレンズが欲しい!ズミクロン vs ズミルックス vs ズミルックス 1st復刻で悩む
普段使っているカメラはSony α7R III。これにアポズミ50mmかノクトン クラシック40mmをくっつけることが多いのですが、時々もう少し広い画角が欲しいなぁと思うことがあり35mmレンズを物色しておりました
候補として絞り込んだのがズミクロン f2.0、ズミルックス f1.4、ズミルックス初代復刻 f1.4
50mmの経験からするとアポズミ35mmがいいんでしょうが3年前(2021年4月)の発売にもかかわらず市場にはほぼ出回っておりません(中古が出ても新品より高い!)
最初はノーマル ズミクロンでも十分だと思ったものの、ズミルックスの世界も覗いてみたいという気持ちが高まってしまいました!
現行ズミルックスは「非球面ASPH+フローティングエレメントFLE付きの2世代目 11726/11727」(ややこしい!)と「クセ玉として人気の高い初代復刻版 11300/11301」の2種類
初代復刻ズミルックスの味を楽しみたい気持ちもあったのですが、それなりの投資になることもあり、なるべく汎用性の高いノーマル(?)ズミルックスに落ち着きました
レビューの中には「絞り込むとアポズミ級の解像感」というのもあり
アポズミ35mmにF1.4のボケというおまけ付き!
しかもアポズミ35mmより安い!
というのが現行ズミルックス35mm!
これが購入前恒例の言い訳でございます(笑)
ということでマップカメラに赴き中古のシルバーをゲットしてきました!
ついにズミルックスデビューです!
早速試し撮り
この色艶。やばっ!
そしてこの解像感よ!
この色気が欲しくてズミルックスにしたんです!
ボケ感はF1.4だとこんな感じで
F5.6だとこんな感じで
F16だとこんな感じ
F2かF2.8くらいだと柔らかいアポズミって感じでしょうか?!
前ボケでバラをパシャっとしてみました
なんなんでしょう、この浮き立つような感じは!
F1.4での抜け感も良いですね
なんでもない風景が非日常のように見えてきます
これがライカなんでしょうね
ということで35mmにズミルックスを選んで正解でした!
余は満足じゃ!
M型ライカ本体を持っていない奴にライカを語る資格ねーよ!
と言われてしまうでしょうが、店員さんと話してて
「ライカ、6月にまた値上げなんですよ」(前回は昨年10月ごろだった模様)
「M11かM10-R試して見たいんですよね...買っておいた方が良いですかね?!」
「うーん、機械式と違ってデジタルになってからのカメラは消耗品ですからねぇ...この価格だと手が出しにくいですよね」
的な会話をして納得
レンジファインダーであることは別として、ライカならではの味付けはあるものの、M型もセンサーはSony製ですしね!
カメラはSony、レンズはライカというコンビネーションでも十分楽しめるんです!
ということで、M型ライカカメラの深淵を覗くのはもう少し先になりそうです
っしっかし、ここんとこの円安見てると、買えるうちに買っておかないととんでもない値段になっちゃいそうですね(まぁ、しばらくすると円高に振れるんでしょうが)
Leica(ライカ)ズミルックス M35mm F1.4 ASPH. シルバー 11727
Leica(ライカ)ズミルックス M35mm F1.4 ASPH. ブラック 11726
Leica(ライカ) ズミクロン M35mm F2.0 ASPH. ブラック [11673]
Leica(ライカ)アポズミクロン M35mm F2.0 ASPH. ブラック