いまさらですが2021年2月に発売されたデジタルカメラFUJIFILM X-E4をゲットしました
気軽に持ち出せるレンズ交換式のコンパクトなデジタルカメラが欲しくて物色していていたら、ミニマムデザインのカメラFUJIFILM X-E4を発見
このカメラで撮った写真をInstagramでチェックしていたら、アナログ時代のフィルム風写真が撮れることを知り、これは面白そう!と思いポチった次第でございます
富士フィルム カメラの歴史
富士フィルムといえばKODAKと並ぶカメラフィルムメーカーとして有名ですが、太平洋戦争中は航空写真用のレンズをつくっており、その技術がカメラ用レンズFUJINON(フジノン)シリーズに受け継がれ、歴史に残る名玉を送り出しています
フィルムやレンズのみならず、大判カメラやフジカ35などのコンパクトカメラ、我々世代であれば使い捨てカメラの「写ルンです」など日本を代表するカメラメーカーでもあります
意外ですが世界初の民生用デジタルカメラを作ったのも富士フィルムなんだそうです
1989年に発売されたフジックスDS-Xは世界初の量産カメラで130万円したとか
その後、90年代後半からFinePixシリーズ、2011年からFUJIFILM Xシリーズが富士フィルムのカメララインナップとして続いています
お散歩カメラFUJIFILM X-E4の魅力
写真を意識して撮り始めたのはここ数年のことで、現在使っているのはSony α7R IIIとLeica Q2
以前はRicho GR Digital2やOlympus PEN E-P1などコンパクトなカメラを持っていましたが、フルサイズ移行とともに手放してしまいました
お散歩カメラの条件はコンパクトで軽いこと
フルサイズカメラの写りは「やっぱり綺麗だなぁ」と思うのですが、持ち運ぶ時にかさばるし、重い…
もう少し手軽に持ち歩けるレンズ交換ができるカメラが欲しいと物色していた時に目に入ったのが富士フィルムのFUJIFILM Xシリーズ
いままで富士フィルムのデジタルカメラはノーチェックだったので、まずはラインナップを眺めていたのですが、Xシリーズってめっちゃ製品数多いんですね
狙っているのはお散歩カメラなので小さく軽量なもの
最初はX-Pro3にしようと思っていたのですが、もう一回り小さいのはないか?と探し当てたのがX-E4
X-E4のボディはALLブラックと上部の軍艦部分シルバーモデルの2色
余分なボタン類を排し、グリップもなくフラットでミニマムなデザイン。ある意味、Leica MシリーズやMacBookにも通じるスタイリッシュさを感じさせられます
どこかフィルムカメラのようなノスタルジックな雰囲気もあるカメラです
そして重さは346g
手持ちのSony α7R IIIが657g、Leica Q2が718g(レンズ込みですが)なので圧倒的に軽いのが魅力的
富士フィルムのデジタルカメラのセンサーはAPS-Cかラージフォーマットでフルサイズはありません
フルサイズのコンパクトカメラであれば先日発売されたSony α7Cとかにすれば手持ちのアセットが活かせるのですが、X-E4と比べると大きいし、今ひとつピンとこなくてスルー
一方、Xシリーズに搭載されている富士フィルム独自の機能「フィルムシミュレーション」に魅力を感じてしまいました
富士フィルムの「フィルムシミュレーション」
フィルムシミュレーションとは、富士フィルムが長年作り続けてきたPROVIA、Eternaなどの35mmフィルムやリバーサルフィルムVelvia、モノクロのACROSといったフィルムの色彩やトーンをデジタルで再現するもの
Lightroomでそれっぽくもできるんでしょうが、カメラ本体で処理できるのは楽ちんだし、なにより富士フィルム独自の色彩とトーンが出せるというのに面白さを感じたのです
X-E4はこのフィルムシミュレーションが18種類も入っています
コンパクトさ、デザインの美しさ、そして富士フィルムの歴史とアセットを詰め込んだフィルムシミュレーション
こういったところがこのカメラの魅力ですね
FUJIFILM X-E4はディスコンなのか?新品ゲットできたぞ!
このカメラ、2021年2月に発売されましたが、発売当初の価格はボディが9万9千円、レンズキットが11万円くらい。いつの間にかディスコンになったようで、現在 中古市場で倍近い値段がついています(ボディのみで17万前後)
実はディスコンにはなっておらず、細々とつくっているのとの噂があったり、市場に出ていないのは部品不足で他の機種(売れ線X-T10とか?)にセンサーを回しているからとか、国内より海外を優先しているとかの噂もあります
後から知りましたが、富士フィルムのカメラってどの機種も国内では品薄状態らしいですね
先週あたりからX-E4の中古を物色していたのですが欲しいシルバーモデルがなかなか出てきません
半ば諦めかけていたとき、ふとAmazonを見てみたら新品が出ているじゃないですか!
キットレンズ(FUJINON XC 15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ ブラック)付きが¥239,900、ボディのみだと¥237,000円でプラス2,900円でズームレンズが付いてきます
ちなみに中古相場比だとプラス6万ちょい
発売時の値段を知ってしまうと、高えぇぇ…
ケド、いちいち悩んでる時間がもったいない!
今欲しいものはお散歩カメラじゃ!
買っちまえ!
ということでレンズ付きのシルバーモデルをポチりました!
コンパクトなX-E4にはやっぱりパンケーキレンズが似合う!
ズームレンズ付きにしたけれど、やっぱりこのカメラにはパンケーキレンズ(薄いレンズ)が似合います
なんといっても軽量コンパクトなお散歩向けのカメラですから
X-E4と同時期に発売されたFUJINONのパンケーキレンズ、XF27mm F2.8 R WRも同時に購入してみました
APS-Cなので35mm換算すると40mmくらい
最近僕が好きな焦点距離なのでちょうど良い
X-E4の定番コンビネーションであり、写りも悪くないとの評判
初めてのFUJINONレンズにワクワクしますね!
ということでお散歩するときはiPhoneでいいや、とカメラを持ち出すことがなかったですが、X-E4がやってきたのでお楽しみが増えそうです
なんか久しぶりに気分が上がるガジェット手に入れた気がします!
さて、バシバシ撮るぞ!
FUJIFILM X-E4 + FUJINON XF27mm F2.8 R WR試し撮り パンケーキレンズとは思えない写りとフィルムシミュレーションが楽しすぎるお散歩カメラ!
FUJIFILM X-E4にKodakのリバーサルフィルム Kodachrome IIを装填してみる! フィルムシミュレーション レシピで遊ぶ エモい写真撮るなら富士フィルムだね!