Computer ガジェット

SpaceXのSTARLINK導入検討、実物を見にコストコへ! 4Gテザリングがあまりにも遅い... オフグリッドな房総フィールドで高速インターネットを実現する方法を考える



ここ数年でリモートワークの比率が圧倒的に高くなりました

フリーランサー&マルチハビテーターにとって、場所にとらわれず仕事ができるようになったのはホントありがたいこと

ライスワーク(生活に必要なお金を稼ぐ仕事)に必要なのは、コーヒーとMacBookとインターネット!

この季節になると、我がセカンドプレイス房総フィールドの虫たちも減り、屋外で仕事をするのがとっても気持ち良いのです!

ついでに日光浴びてビタミンDの生成もできてしまいます!

なんですが、ここ数ヶ月ネックになっているのがインターネット回線

房総ではモバイルルーターかiPhoneでテザリングしてインターネットに繋いでいますが、半年くらい前から電波の入りが悪くなり速度が激落ちしているのです

ちなみにどちらも4Gで、モバイルルーターはクラウドSIM(3キャリア)、iPhoneはMVMO Docomo回線

4Gのアンテナって減らしてたりするのかしら?!

Docomoの5Gエリアマップを見ていると来年2024年3月くらいに対応エリアに入りそうですが強度は未知数

 

もう耐えられん!

 

と思い策を巡らせた結果、出てきたのが以下3案

1)光回線を引く
これが安牌なのですが、そもそも小屋に敷設してくれるのか?というのと、ケーブル繋いだら「オフグリッドではなくなってしまう!」というわけの分からないこだわりの板挟み(笑)

2)お隣さんのWiFiにブースターつけてもらって料金を折半する
コスパは間違いなく良いですが、中継機の電波がどれくらいの強度になるのか未知数なのと「独立自尊の精神に反する」というこれまたわけの分からないこだわりの板挟み(笑)ってか、そもそもOKしてくれるかも分からんし!

しかし、いまなら「オフグリッド」「独立自尊」問題を解決するインターネット接続方法があります!

3)STARLINK導入
そう、イーロン・マスク氏のSpaceXが提供する衛星インターネットサービスSTARLINKを使えば、衛星用アンテナとルーターだけで高速インターネットが実現できます!

STARLINKはSpaceX社が打ち上げた低軌道周回衛星を介してインターネットに接続するサービス

日本で使えるようになったのが確か2022年10月ごろだったので1年くらい前ですかね

一般的な衛星は地球から36,000kmほど離れたところを回っているそうですが、STARLINKは地上から550km付近を周回しているため電波の遅延が圧倒的に低いのが特徴

いわゆる低レイテンシーというやつです

STARLINKに繋ぐには専用のアンテナとルーターが必要で、初期費用は「アンテナとルーター代」、ランニングは「月額利用料」がサブスクリプションでかかってきます

発表当初は「アンテナ+ルーター」が73,000円、月額利用料が12,300円でしたが、最近は「アンテナ+ルーター」55,000円、月額料金が6,600円〜まで値下がりしました

ちなみに8月下旬から9月中旬頃までは半額の36,500円で販売されていました(この時買っておけば... 笑)

そして半額キャンペーンの頃からコストコでも販売開始

現在でもパレットにSTARLINKキットが山積みされています!

コストコで買うとアンテナ+ルーター代の55,000円に2ヶ月分の利用料がインクルードされているので実質41,800円也

これがSTARLINKのアンテナ

それなりに重たい

発売当初は丸型もあったそうですが、今はこのスクエアタイプのみのようです

光回線を敷設するのと比べると、初期費用、ランニングともに、ちょい割高くらいまで価格が下がったので、そろそろ検討しても良さげ

ちなみにランニング費用は場所を固定して使う「スタンダード」が6,600円、移動して使う「モバイル」が9,900円がベースとなります

 

なんですが、ここで課題となるのが2点あります

ひとつめは、東京自宅の光回線とSTARLINKの回線費を2重で払うことのバカバカしさ

使うのは僕1人なのでランニング費用が2重でかかるのはアホくさい

東京自宅で衛星をキャッチできるなら持ち運んで使えばコストは1本化できるけど、いちいち持ち運ぶのは面倒...

まぁ、コスト面はライスワーク頑張って回収すりゃいいんですが、通信費ってなんか無駄だよね!

 

そして、ふたつめの課題が消費電力

STARLINKキットのスペックを見てみるとアンテナの消費電力が50〜75Wとまぁまぁ電気を食うのです

平均60Wで稼働したとすると1日 1,440W、手持ちのポータブル電源DELTA 2の容量が1,024Wh。日中太陽が出ていればソーラーで充電しながら稼働させて1日もつか持たないか といったところ

2,048WhのDELTA2 MAX導入すれば2日稼働できる

それか小屋のバッテリーを増強するか、別系統でLiFePOバッテリー&インバーターを1セット組むという手もある

と、電力をどうやって確保するかが悩みどころなのです

 

悩んでいるうちにブラックフライデーが始まって半額になるのを密かに狙っていたりして(笑)

とかなんだかんだ言いながらも、宇宙経由でインターネットに繋がれるなんて、なんかロマンティックじゃない?!

STARLINKに惹かれるのはそこだよね!

28.8Kモデムで電話回線越しにインターネットに繋いで「ビコーン、ビコーン」いってた頃を思い返すと、とんでもない進化だよ!

 

-Computer, ガジェット

© 2024 房総オルタナティブライフ