内装作業も終わり、目下 造作物の製作と取り付け中の沖縄ワーケーションルーム
残すは洗面所の鏡、棚、そしてカーテン
このお部屋は大きな窓の左右に引き戸タイプのサッシがついており、ここからバルコニーに出入りすることができます
内装作業をしているときはカーテンはなくても良いかな?と思っていましたが、前回から現場に泊まりながら作業するようになって気づいたのが、バルコニーについている夜間照明が明るいこと
オーナーと話し合い「安眠するには遮光が必要」ということで合意し選定を進めています
窓の遮光はカーテンにする?ブラインドにする?ロールスクリーンにする?
窓の遮光をする方法は一般的にはカーテンかブラインドかロールスクリーン
それぞれメリット、デメリットがあるので整理していきます
カーテンにした場合
隙間なく窓を覆うことができるので遮光性は一番高くなるでしょう
ただ、開放時に左右に「たまり」ができてしまいます
たまりがあると開放感が薄れるのと、ベランダに出入りするときに邪魔になりそう
大工工事の時に特に指示を出していなかったのでカーテンボックスもありません
なくても取り付けは可能ですが見た目的にあまり美しく処理できそうもありません
ブラインドにした場合
ブラインドであれば「たまり」もできずスッキリ処理でき、遮光性もある程度得られるでしょう
ただ、個人的な経験だと掃除が面倒
ブラインドに溜まった埃を取り除くのは結構面倒なのです
ブラインドの素材も金属か木製になりこの部屋の質感に合うかも気になるところ
ロールスクリーンにした場合
チェーンを引っ張っての開け閉めがちょっと面倒なのとどうしても隙間ができてしまうので完璧な遮光を求めるとなると厳しい
一方、ブラインドと同様たまりができないのでスッキリ処理できるのと、スクリーンの素材を選べるのでインテリアの自由度は上がります
製品にもよりますが洗うことができるものもあるようです
ある程度の遮光性+インテリア性でロールスクリーンをチョイス
散々悩んだ結果、ロールスクリーンを導入することにしました
早速いくつかサンプルを取り寄せ遮光性とインテリアに合いそうなものを選定していきます
左側の2枚は竹製、それ以降はファブリックで右に行くほど遮光性の高いものになります
今回のステイ中、サンプルを貼り付け、朝・昼・晩とチェックしてみましたが、この部屋にはある程度透過性のあるものの方が合いそう
かといって透過度が高すぎると夜間照明の明るさを防ぐことができなさそうなことがわかりました
あとは質感と色味
ひとまず、竹製のものと透過度の高いグレー、透過度中の黒、透過度の低いベージュの4種類でシミュレーションしてみます
1.竹製のロールスクリーン
自然素材を使うという意味では竹製もありなのですが、思っていた以上に透過度が高い
御簾っぽくて好きなのですがこれでは夜間照明の光を防ぐのは難しそう
あと琉球漆喰の色味に似ているので部屋全体がボケっとした感じになりますね
2.透過度の高いレースのようなグレーファブリック
こちらはカーテンレースのような薄いファブリック
透過度が高すぎますね
近くで見ると薄いグレーですが面積が大きいと白っぽくなりそう
3.透過度中の黒い薄手のファブリック
続いて透過度中のファブリック
黒はやりすぎか・・・と思ったけれど案外しっくりきています!
カーテンなどのファブリックは壁よりも濃いめに振った方が良いのかもですね
光もある程度遮断されつつ、外の気配も感じられてこれが部屋の雰囲気に合っていそうです
4.透過度の低いの厚みのあるベージュファブリック
こちらは完全遮光ではなく、厚めのファブリック素材
透過度は低く遮光性は高くなりますが空間が重く感じますね
といった感じでひとまず3の「透過度中の黒い薄手のファブリック」で見積もりとってみます♪
やっぱりインテリア選びって楽しい!