昨年末から徐々に東京自宅の電球をスマート電球 Philips Hueに置き換えています
先日、キッチンライトをDIYし新たに3つPhilips Hueが追加され、総数が10個を超えました
Bluetooth対応のPhilips Hueであれば、10個まではアプリ経由でコントロール、もしくはAmazon Alexa or Google Homeで音声コントロールすることできますが、10個以上になるとPhilips Hue ブリッジと言うハブ機能を持った装置が必要になります
ちなみに、Apple HomeKitに繋ぐにはHueブリッジが必要。つまり、SiriでコントロールするにはHueブリッジの導入がマストになります
今まではAmazon Alexa Echo Dot(第4世代)で
「アレクサ、電気つけて」
といった感じで照明のON/OFFをしてきましたが、スマート電球の数が増えてくると認識しない電球が出てきたり、ちょっと動作が不安定
新たにスマート電球が追加されたし、ハブ経由なら動作も安定するのではないか?と思い、Philips Hue ブリッジを導入することにしました
無線WiFi・モバイルルーター(Pocket WiFi)を有線のPhilips Hue ブリッジに繋ぐには?
しかし、ここで大きな障壁がひとつ
Philips Hue ブリッジは有線LANがないと使えません
いまどき有線かよ・・・と言う心の声は一旦しまっておきます(笑)
実は僕、ネット関連の仕事しているくせに、固定回線を持っていないのです...(笑)
東京・房総を行き来していることもあり、普段はモバイルルーター Pocket WiFiを使っています
どうすればモバイルルーター経由のインターネット回線に有線LANで接続することができるのか?!
理論上はイメージできても、物理的な構成が頭に浮かんできません
ちなみにネットの仕事といってもいろいろあって、僕はフロントサービスよりなのでシステムやネットワークは弱いのです
先日Amazonで他のものを物色しているときに、トラベルルーターなるものたまたま発見
トラベルルーターは、旅先で有線LANしかないホテルに泊まった時、LANケーブルを刺してWiFiを飛ばせるようにするもの(最近は有線LANのホテルも少ないですけどね)
トラベルルーターを中継機として使えば、無線WiFi / モバイルルーターでも有線LANが使えるようになるはずです
トラベルルーター TP-Link TL-WR902ACとPhilips Hue ブリッジをつなげる
と言うことで、早速部材を調達!
フィリップス LED電球 Hue専用 ブリッジ PE46494E
Philips HueブリッジとトラベルルーターTP-Link TL-WR902ACを購入
もちろんスマート電球 Hueも必要です!
普通サイズの電球(E26)はこれ
ダウンライトとかに使うひとまわり小さいサイズの電球(E17)はこれ
トラベルルーターの設定
有線接続のPhilips Hue ブリッジをインターネット回線に繋げる場合、トラベルルーター選びのポイントは、当たり前ですが、有線LANの口があること
そしてポートがWAN(ホテルとかの有線LANに接続するため)だけでなく、LANとして機能する必要があります
インターネット → ホテルとかの有線LAN → トラベルルータのWANに接続 → 無線WiFiを飛ばす
か
インターネット → 無線WiFi or モバイルルーター → トラベルルーターで中継し有線LAN+無線WiFiを飛ばす
的な感じです(太字の箇所が同じポート)
今回チョイスしたTP-Linkのトラベルルーターは5つのモードの切り替えが可能で、本体横側面にWAN/LANポートが1つついています
ちなみに選択できるモードは、ルーターモード(ホテル有線LANに繋いで無線WiFiを使用する)、ホットスポットモード(公衆WiFiを拡張)、ブリッジモード(自宅有線ルーターを無線WiFiにする)、中継機モード(自宅無線WiFiを拡張)、クライアントモード(自宅無線WiFiとスマートTVなどを有線LAN接続)
モードの切り替えは、本体側面のモード切り替えスイッチでおこないます
今回は中継機モードを使うので「AP/Rng Ext/Client」にします
これでポートをLANとして使用できます
続いてブラウザで指定のURLにアクセスし、動作モードを「中継機」に選択、次の画面で接続するネットワーク(今回の場合はモバイルルーター)を選択するだけで設定完了!
続いてトラベルルーターに繋げたLANケーブルをPhilips Hue ブリッジに接続!
これでモバイルルーターのインターネット回線がPhilips Hue ブリッジに繋がりました
Philips Hue ブリッジ アプリの設定・コントロール
続いてスマートフォンのアプリで設定
Philips Hueアプリは2種類あり、Bluetoothで使う場合は「Hue BT」、Hueブリッジで使う場合は「Hue」となります
今までは「Hue BT」を使っていたので、新たに「Hue」をダウンロードして再設定となりました
「Hue」アプリでは照明をグルーピングすることができます
リビングやキッチンのスマート電球をグルーピングすれば、一括でON/OFFしたり、それぞれの場所ごとに明るさをコントロールできます
(これはBluetooth接続していた時のHue BTではできなかった機能。でもアレクサではできていたけど... とHueの扱いは結構ややこしい!)
うちのPhilips Hueはカラーバージョンではなくホワイトグラデーションという単色仕様ですが色味もコントロールできます
暖色系(電球色)に設定するとこんな感じで
寒色系(昼光色)だとこんな感じ
単色といえどかなり表情豊かです
くつろいだり、仕事したり、食事したり、時間帯やシーンごとに色味を替えられるのもスマート電球の面白いところです
そしてPhilips Hue ブリッジを導入して、やっとSiriで照明をコントロールできるようになりました!
Alexaも引き続き使えるのでしばらく2つのAIにサポートされた生活になりそうです!
こうやって、いつの間にか「インターネット x 音声コントロール」が当たり前な生活になっていくんですよね
こんなんいらねーよ!
って最初は思っていましたが、使い始めると意外と便利
特に荷物を抱えて家に帰ってきた時「電気つけてー」と声で照明をONにしたり、寝るときに一括で消灯できるのがらくちん
玄関、階段、洗面・風呂場、ロフトの電球をリプレイスすれば、家中の照明を音声でコントロールすることが可能になります
一部ハロゲン球があるので、E11サイズのスマート電球が出てくれると嬉しいんだけどなぁ
あと人感センサーとかつければもっと楽になる!
そこまでいるか?
と思っていても、一度慣れてしまうとね!
まずはデスクライトとか1箇所だけでもスマート電球にリプレイスして試してみることをお勧めします
その後、あれよあれよと言うまに他の電球もスマート電球に変わっていきますから(笑)
小屋をスマートホーム化 ペンダントライトの電球をPhilips HueのエジソンランプG25に換装 Bluetooth+スマホ or ディマースイッチでON/OFFできるようにする