先日、田んぼの裏で梨を育てているおばちゃんに採れたてタケノコをいただいたので、早速タケノコご飯にしてみました
お隣さん、アク抜きありがとうございました!
お米はもちろん房総オルタナティブ米
お醤油はもちろん房総オルタナティブ醤油
ついでに土佐煮的なものも
今夜の夕飯はタケノコご飯、土佐煮、ぶり(千葉県産!)、餅なし雑煮
ちなみに、ぶりはこの前絞った手作り生醤油でいただき、餅なし雑煮の中に入っている大根、里芋は房総フィールド産
10年前、房総に向かったのは、こういったことがしたからなんだよね
と、10年後のいま、好物タケノコご飯を噛み締めながらしみじみと思っていました
ようやくここまで来れた!
自分で育てた素材や近くで採れたものを自分の手で調理していただくというスタイルは、Farm to Tableのその先にある豊かさのような気がします
F1のタネと化成肥料で栄養価が下がっているといわれる野菜、抗生物質まみれの食肉、添加物たんまりの加工食品、どんな油や調味料を使っているかわからないフードチェーン店の食事
もし、生産者や食品加工業者、調理する人それぞれが「食べることの本質」に立ち返ったとしたら状況も変わるでしょうが、大勢のセンスと実行力は鈍いので、すぐに抜本的な変化は訪れないでしょう
となると、生産、加工、調理のプロセスが透明化され、信頼できるところから食べる物を入手するか、自分で作るしか方法はありません
前者のパターンがFarm to Table的なもので、後者がオルタナティブライフ的なものになりますが、そこにある大きな違いは、お金でそれを得るか、自分の手を動かし自然の恵を肌で感じながらそれを得るか、ということになるでしょう
自分で作るよりプロの料理人に作ってもらったほうが美味しい
それはそれでわかってはいるし、対価を払う価値があることもわかってはいます
でも、なんでもかんでも金、金なこのシステムにちょっと飽き飽きしているんですよね
どうせなら自分で食材を育て、調理していただくことで得られる満足感を味わってみたいのです
固定種のタネであればサイクルを回し続けることができるし、自然農法で育てれば基本的にお金はかかりません
種まきして雑草取りをしていれば、自然が勝手に食べ物を作ってくれるのです
このサイクルを肌で感じ取ることができたなら、社会通念、制度、金融・経済といったシステムの外側に、生きることの楽しさ、本質的な豊かさがあることを実感できるです
新型コロナウイルスで状況が劇的に変化しているいま、アフターコロナの世界をどのようなものにしていくかを大勢に委ねてしまうのはもったいない
未来がどうあるのかは自分の内側にある「こうありたい」という気持ち次第なんですよね
僕が10年前に房総に土地を買った時のようにね
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そういえば、恒例となった春のApple Event、ようやくアナウンスされましたね
来週21日深夜2時、新しいiPad Proが発表される模様
もし9インチiPad mini Pro出たらやばいなぁ・・・
iPad miniにミニLEDディスプレイ、Thunderboltの大盤振る舞いだったらどうしよう?!(まずないでしょうけど)
自然の豊かさには敵いませんが、小さな端末の大きくて綺麗な画面にも豊かさが宿ることを知っています(笑)
お金で解決できる豊かさはちゃっちゃと解決しちゃいましょ!
自然のサイクルとは別のサイクルにも翻弄されるオルタナティブライフでした!