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なんでもないところに咲く桜たち、ソメイヨシノの起源、ミーム的なるもの

なんでもないところに咲く桜たち、ソメイヨシノの起源、ミーム的なるもの


昨日の東京は嵐のような大雨で桜の花が少しばかり散ってしまいましたが、もうしばらく楽しめそうですね

なんでもないところに咲く桜たち、ソメイヨシノの起源、ミーム的なるもの

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なんでもないところに咲く桜たち、ソメイヨシノの起源、ミーム的なるもの

週末から週明けにかけて房総周辺や都内をうろうろしながら満開の桜を眺めておりました

映えスポットでもなんでもない住宅地や街中の公園などにも桜の木がいっぱいあり、至る所で淡いピンク色の花が咲き誇っています

いいですね、この季節って

なんでもないところに咲く桜たち、ソメイヨシノの起源、ミーム的なるもの

これが日本の春の風景なんだなぁと改めて思いながら桜景色を楽しんでいるわけですが、ソメイヨシノって江戸時代末期にできた品種なんですよね

ソメイヨシノの発祥の地 豊島区のHPによると

区の木にも指定されている桜の代表的な品種「ソメイヨシノ」は、江戸末期から明治にかけて、染井村(現在の豊島区駒込)の植木職人が、エドヒガンとオオシマザクラの品種を改良して作ったと言われ、染井発祥が伝えられています。その後、ソメイヨシノは全国に広まっていきました。豊島区はソメイヨシノの故郷なのです。

豊島区HP ソメイヨシノを知っていますか?

とのこと

ということは、いま私たちが楽しんでいるこの春の風景というのは、ここ150年の間に広まったというわけです

なんでもないところに咲く桜たち、ソメイヨシノの起源、ミーム的なるもの

ソメイヨシノは種をつけない品種なので、すべて人の手によって植えられたということになります

日本全国にあるソメイヨシノのことを思うと、とんでもない増殖っぷりですね!

でもそのお陰でいまこの景色を楽しむことができているわけです

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先人達がどのような思いでソメイヨシノを植えていたかはわかりませんが、「日本の春の風景を作ろう」と思っていたとは到底思えません

自分の家や近くで桜を楽しみたいとか、死者を弔ったりとか 至極私的な理由で植えていった結果、日本全国にソメイヨシノが広がっていったはずです

 

そう思うと、いま自分がやっていることに大義とかなくても、結果的に「なにか大きなもの」に繋がることもあるということですね

これって、リチャード・ドーキンス氏が唱えた「ミーム」的現象に近いものを感じます

自分の感性が「良い!」と思ったことを突き詰めて行けば、なにかしらのかたちで伝播していき、「大きな良きこと」になっていくのかもしれません

ポイントは、なにを「良い!」と思うかということ

この世界の将来は、いま自分が捉えている「感性」にかかっているのです!

大きなことを考えたって、ひと一人の力ではどうしようもありません

目の前の「好き」を突き詰めていけば、あとは勝手によき世になっていくんですよ

ソメイヨシノがこれだけ広がったようにね

なんでもないところに咲く桜たち、ソメイヨシノの起源、ミーム的なるもの

さて、花も散り始め、葉もで始め、桜シーズンも残り僅かとなってきました

散る桜、残る桜も散る桜

ひらひらと舞い落ちる桜吹雪、あれもまたいいんだよなぁ

 

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