ここ5年くらいの間、5000mAhから25000mAhまでモバイルバッテリーをいくつか使ってきました
その間、デジタルガジェット(スマホ、タブレット、デジカメ、PC など)のバッテリー容量が増加したり、USBがType-AからType-Cに移り変わり、急速充電規格 USB Power Delivery(PD)に対応した製品が増えてきました
現在販売されているモバイルバッテリーはUSB-Aタイプが主流
USB-Aの出力は一般的に5W。一方、USB-Cは最大100Wまで出力可能となります
USB-A to USB-Cケーブルを利用すれば、USB-AタイプのモバイルバッテリーからUSB-Cのガジェットに給電できますが、USB-C本来のパフォーマンスは発揮できません
さらに出力が高ければ、いままでモバイルバッテリーから充電できなかったノートPCなども充電可能になります
今年4月から全ての会議がWEBカンファレンスになり、小屋で仕事することが増えたのですが、小屋はオフグリッド。電気は100Wソーラーパネルで発電しディープサイクルバッテリー2個に蓄電しています
万が一、電気を使い過ぎて電圧低下してしまった時、MacBookProの電源を確保できるようにモバイルバッテリーを追加しました
RAVPower 20000mAh PD対応 60W RP-PB201
追加したバッテリーは2020年初頭に発売開始されたRAVPowerの20000mAh
新しいRAVPower 20000mAhは、USB-C(入出力)、USB-A(出力)2ポート搭載され、USB-CはPD60W、USB-Aは18W出力
ひと昔前の20000mAhバッテリーといえば、大きくて重い上に、PCを充電するには出力が不足していましたが、RAVPowerの20000mAhはiPhone XSを2台重ねた程度の大きさで重量は約370g。そして60W出力可能というのがポイント
重いといえば重いですが、これだけコンパクトでMacBook Proを充電できるモバイルバッテリーは他にありません
RAVPower 61W USB-C GaN 窒化ガリウム 急速充電器 RP-PC112
昨年発売されたAnker PowerPort Atom PD 1(30W)を皮切りに、普及が進んでいる窒化ガリウム(GaN)を使った小型充電器
USB-C 30W PD対応充電器を使えば、にRAVPower 20000mAhを3時間程度でフル充電可能
ソーラー発電が余剰電力を生み出す日中に充電しておけば、夜間や電圧低下時のバックアップ電源として使えます
今まではAnkerのPD1を使用してきましたが、モバイルバッテリーをアップグレードするタイミングで、充電器をRAVPowerの61W充電器にリプレイスしました。もちろん窒化ガリウム(GaN)の小型充電器
コンセントからMacBook Proに給電するときも、出力が30WのPD1に対し、倍の61Wあるので負荷がかかる作業をしていても内蔵バッテリーが減ることはありませんし、純正の充電器と比べたら大きさ、重さは雲泥の差
PD1と比べるとひとまわり大きくなってしまいましたが倍の出力は力強いのです!
この構成で運用開始してからガジェットの電池切れの不安がまた一歩遠のきました!
小屋のソーラー発電システムからはもちろん、28Wモバイルソーラーパネルでも充電できるし、電気消費量の大きいMacBook Proにも給電できる。災害が起きたとしても各デジタルデバイスのバッテリー問題はほぼ無し!
備あれば憂いなし!