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デジタルデバイスを刷新 iPad mini 4 + Bookey Pocket Keyboard + mineo sim + Anker 2port chargerで機動力を上げる



移動する人にとって「より軽く、よりコンパクトに」は大きなテーマです。

いまや生活に欠かせなくなったコンピューター。プライベートではMacBook Air 13-inch、仕事ではSurfaceを持ち歩いていますが、さらに機動力を上げるため「より軽く、よりコンパクトな」iPad mini 4にリプレイスすることにしました。

先日(2017年6月6日)に開催されたアップルの開発者向けイベントWWDCでiPad Pro 10.5が発表されました。当初はこのiPad Pro 10.5にしようと思っていたのですが、Apple Storeでほぼ同サイズの旧型iPad Pro 9.7をいじり倒した結果「やっぱり重い!」という結論に達しiPad mini 4をチョイスすることにしました。

このタイミングで2年前(2015年)に登場したiPad mini 4を購入するのはいまさら感もありましたが、今回のリプレイステーマ「より軽く、よりコンパクトに」を実現するためには7.9インチの画面サイズが最適だったのです。

ハードウェア構成

iPad mini 4 128GB WiFi+Cellular
mineo SIM(DoCoMo Data Plan 6G)
Bookey Pocket Keyboard
Lightning SD Card Camera Reader
Anker 24W 2 Port USB Charger

上記の周辺機器を含めても重さ685g。MacBook Air+ACアダプタ+WiFiルータと比べると重量は半分以下。面積も半分くらいになり、A5サイズのポーチにすべて収まります。常にカバンの中に入れておいてもまったく苦になりません。

これで機動力は格段に向上!

Bookey Pocket Keyboard

Bookey Pocket Keyboard

なかでも優秀なのがBookey Pocket Keyboard。今までモバイル用キーボードはREUDOの折りたたみ式Bluetoothキーボード RTBシリーズを使ってきましたが、Bookey Pocketは上部の数字列をなくし、さらに小型化しています。

Bookey Pocket Keyboard

数字や括弧などはファンクションキーと併せて入力する仕様。最初は使いにくいかな?と思いましたがあっという間になれちゃいます。

ネットワーク(mineo sim)

回線はUQ WiMaxのつながりの悪さに辟易していたので、iPadをセルラーモデルにして格安simのmineo(DoCoMo / シングルデータプラン 6G)にしました。月額料金は1,580円でUQの半分以下。ルーターを持ち運ぶ必要もなくなったのでお金と重量のダブルダイエットに成功(笑)
スピードは「まぁこんなもんか」ですが、ちゃんとつながるので今のところ不満はありません。

ANKER 24W 2 Port Quick Charger

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充電器はiPad本体に付属していますが、iPhone、Bluetoothキーボード、モバイルバッテリーの充電用にもう1ポート欲しかったのでAnker 24W 2 Port Quick Chargerをチョイス。

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iPad付属の充電器と比べるてもほぼ同サイズ。しかも24W / 4.8Aあるので充電時間を短縮できるメリットもあります。

よく使うアプリケーション

画像/動画 加工・編集

Adobe PS Express
Sony Play Memories Mobile
バッチリサイズ2
ブログ用の画像をワイド530px固定で出力するのに重宝します!
iMovie
テキストエディター
メモ
Bear
オフィス系
keynote
Google Spreadsheet
Microsoft Excel/PowerPoint
その他
Slack
kindle
書籍を読むのであれば本家kindle paper whiteの方が圧倒的に読みやすいですが、見開きカラーの本や雑誌を見るのに使ってます

ひとまずこんな構成で画像加工してブログを更新したり、打ち合わせに使ったりして1週間過ごしてみました。
結論からいうと大半のことはこの環境で事足りちゃいます!iPad mini 4に搭載されているA8プロセッサーは最新のA10の2世代前のものですが、この程度の作業をするのであれば十分。
このブログも先週末からiPad miniで書いています。もちろん写真加工も含めてです。

逆の見方でいうと、ハードウェアの進化に対し、その上で動くOSとアプリケーションが体感できるほどのレスポンスを返せないのでしょうね。1990年代前後から2010年くらいの間に起きたアップデートのたびに劇的に変化するようなことはもうないのかもしれません。ツールとして手に馴染むかの方がより大事になってきたように感じます。

PCに近づきながら新しいコンピューティング環境に進化するタブレット

この秋リリースされるiOS 11ではiPadのマルチタスキング機能が強化され、さらにMacOSのFinderと同等の機能「ファイル」が搭載されるので、ドキュメントの管理が出来るようになります。これで使い勝手はよりPCに近づいていくと思われます。
2010年に発売された初代iPad購入し使い倒してみたものの、クリエイティブ要素の強い作業には全く使えなかったことを思うと、ハード、OS、アプリ、ストレージ環境(クラウド)が着実に進化していますね。

タブレットは単なるブラウジングマシーンから編集作業までこなせる存在になりつつあるような気がします。

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ノートブックをわざわざ取り出さなくても、カバンから出してさっと使えるのが便利。特にクラウド連携するアプリだと、スマホ⇄タブレット間の編集作業がシームレスでPC連携よりも圧倒的に速くできますね。

タブレットの売上は低迷していますが、PCと同等のことができ、モビリティの高いデバイスとして再認識されればこの局面は変わってくるかもしれません。この秋発表となるiOS 11はその布石なのでしょうか?!

マンガを読み、ゲームをして、Netflixを見るだけの受動的デバイスから、機動力の高い新たなコンピューティングデバイスへ。

タブレットの真の価値はここにあるのでしょう。

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