早朝に湾岸道路を房総に向け走っているとコストコのコンテナを積んだトラックが走っていました
朝日を浴びながら、真っ直ぐに伸びる道をコストコトラックと並走していると、アメリカにいる気分になってきます
他にも、サーフカルチャーのメッカ 一宮海岸から東浪見にかけての国道沿いには、サーフショップが立ち並び、オアフ島ノースショアの雰囲気が漂ってきます
サーフボードを積んだクルマが走っていたり、国道の先にはオリンピックのサーフィン会場にもなった志田下があり、その途中にはアウトドアウェアのPatagoniaがあるので、まるでノースショアの入り口 ハレイワのよう!
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アメリカに特段 憧れやノスタルジーがあるわけではないですが、アメリカ的なものに何かしらのカッコよさを感じてしまうのはなんでなんでしょう?
プロダクトはデザインも作りも大半が大雑把で、日本やヨーロッパの製品と比べると繊細さはありません
それでもアメリカ的なるものにかっこ良さを感じてしまうときがあるのです
クルマで言うと、フォードFシリーズなど馬鹿でかいピックアップトラックやシボレー カマロ、ハーレーダヴィッドソン ROADSTERなんかは(所有したいとは思わないけれど)排気量も車格も大きく、どことなく漂う野暮ったさに独特の魅力があります
コストコに行けば圧倒的な物量と大きなパッケージに惹かれるし、身の回りのものでいうと、小屋のコンセントやリノベーションした東京自宅の洗面所でも使っているアメリカンスイッチなんかにもかっこよさを感じてしまいます
房総フィールドで使っているゴリラカートなどもアメリカ製
いま目の前で充電中のアクションカメラのGoProもアメリカンカンパニーの製品
僕がピンとくるものをいくつか思い返してみると、魅力的に感じるポイントは「無骨さ」にあるように思えます
西部開拓時代のスピリットが受け継がれているのか、単に実用主義的気質からくるものなのかはわかりませんが、そういったアメリカ的なものが醸し出す雰囲気は嫌いではありません
同じ機能のモノを作ったとしても、最終的に出てくるものは国や地域により大きく異なります
その違いを生み出す大本がどこからくるのでしょう?
DNAレベルの話なのか、食べているものなのか、積み重ねてきた民族の歴史なのか、気候風土なのか
いずれにせよあまり細かなことを気にしないアメリカ的な感じが、ここ房総にもあるような気がします
僕はどちらかというと細かいタイプの人間だとは思いますが、房総と東京を往復する暮らしを続けているうちに、だいぶ大雑把になったような気がします(笑)
そう考えると、気候風土が人間に与える影響というものは意外と侮れないかもしれませんね
もし頭も身体もガチガチになっているようでしたら、1日、2日房総でのんびり過ごしてみるのも良いかもしれません!