今年に入ってからはじめたことを振り返ってみると、思った以上にいろいろやっていることに気がつきました
- 小屋の脇にレンガを敷きガーデンシンクを作った
- ススキが伸びてきた廃材置き場を抜根して畑に変えた
- 究極の50mmレンズを手に入れた
- 春になり例年通り種まきを始める
- ひょんなことから田んぼをやることになり、手作りお醤油作りもはじめた
- 畑を綺麗に管理できるように雑草ハマスゲと格闘
- 洗濯機が壊れたことをきっかけに4年間止まっていた洗面所リノベーションを再開した
なにかを始めるときのことを思い返すと、なにかしら自分の中でこういう風にしたい、こうありたいという漠然としたものがあるのでしょう
もう少し前段階には、意識はしていないけれど「なんとなくやだなぁ」と感じていたり、いまおかれた状況が「自分らしくない」と思っていたり、本当は「こんなことをしてみたい」という想いがあるのだと思います
そういった潜在的なものに意識が向かったとき
どうしよう?!
と夢想がはじまるような気がします
ガーデンシンクを作った時のことで例えると、
無造作にモノが積まれ、汚らしくなっていた小屋脇の棚
ずっと「綺麗にしたいな」という想いが心のどこかにあり、ふとしたきっかけでフォーカスがあたる
どういう風にしたら心地よい空間に変えられるか?
レンガを敷こう、テーブルを作ろう、ついでに水栓とシンクをつけて泥だらけの手や野菜を洗えるようにしよう
と具現化するイメージが膨らんでいく
図面を描き、部材を選定し、工程を考え、作業を始める
このプロセスで重要なポイントは
普段意識することはないけれど潜在的に感じていることに耳を澄ますこと
と
湧き上がったものを具現化するための行動
なにかをきっかけに想いが膨らんだとしても、それをカタチにしていかないと、その想いは心のどこかに塵のように積もっていきます
いくつもの塵が積もり重なっていくと、あれもしなきゃこれもしなきゃと想いだけが空回りしていき動きが悪くなっていく
湧き上がった想いをひとつひとつ丁寧にすくい上げ、カタチにしていくことこそが、時間を有効的に使うことであり、人生に充足をもたらすものなのだと思うのです
今回、”4年間放置した” 東京自宅の洗面所リノベーションを進めてみて、気持ちがすっきりしていくのを実感しています
おそらく、これが片付いたらまた別の想いが湧き上がってくるのでしょう
夢想することも、それを具現化することも、その根本は
自分がそうしたいという心の声
その声に耳を傾けカタチにすることで気持ちが満たされればOK
そう、すべては自己満足のためにやっていることなのです
尾鰭を付けず、純粋に夢中になることする
新型コロナウイルスにより、ライフスタイルが大きく変わりつつあるいま、
改めて自分に
「ホントはどうしたいんだっけ?」
と問いかけてみるタイミングなのだと僕は思うのです