5日ぶりに東京に戻り、2ヶ月半ぶりに対面での打ち合わせをしてきました
自粛要請期間を終えた東京の様子は、一見もとに戻ったようにも見えましたが、ほとんどの人がマスクを付け、至る所に消毒薬が置かれ、お店の入店時には体温チェック、対面するところには透明のスクリーンが張られ(会議室にはアクリルの衝立が置かれていた!)数ヶ月前と比べると様相は一変
久しぶりにビフォアコロナ的1日を過ごし、心理的にも行動的にもすっかり変わってしまったことを実感しました
気がつけば6月も半ばを過ぎ、梅雨が開けたら夏がやってきます
今年の九十九里浜は海水浴場の閉鎖が相次いでいるので、いつもとは違う夏の房総になるんでしょうね
おたまじゃくしから孵ったばかりのチビガエルが遊んでいる房総フィールド周辺
人間界のゴタゴタとは関係なく、いつもと変わらないサイクルが目の前で回っています
この季節から夏の夜空は蠍座が主人公
冬の夜空を彩っていたプレアデス、オリオン、シリウスは太陽と共に移動するサイクルなので肉眼で見ることはできません
星空が綺麗な房総で過ごしているうちに、星座を見ると季節の移り変わりを感じ取れるようになってきました
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人間がコントロールできない世界と人間が脳内でイメージし作り上げてきた世界
別の言い方で捉えると、自然と人工、女性性と男性性、陰と陽
房総と東京を行き来しながら続けていることは
人間の脳内で作り上げられた人工的で男性性的な陽の世界に過度に傾き過ぎたライフスタイルへの反動であり
これは、ビートニック、フラワームーブメント、ニューエイジから脈々と続くカウンターカルチャーのエッセンスを含んだ僕なりの抵抗であり
思考をベースにしたルールと行動、経済をベースにした仕事から一旦離れ、自分の腹の底からやってみたいことをすることであり
行き着くとこは、自然のサイクルをベースに生きるライフスタイル
自然発生的であれ人為的なものであれ、コロナウイルスが顕にしているものは、政治も経済も金融も頭で作り上げてきたシステムの限界
人間がコントロールできない自然的で女性性的な陰の世界とのバランスを取り戻すタイミングなのだと思うのです
明後日6月21日 日曜日は夏至。そして部分日食と重なります
東京・房総付近では16時過ぎから始まり、17:10前後に食の最大を迎え、18時過ぎに終わります
天気予報は曇りで見れないかもしれないけれど...
太陽の動きも、月の動きも、お天気も、この世界は、いやこの宇宙は、コントロールできないもので溢れているのです!