あれよあれよという間にやることになった半反の田んぼ
お隣さんが苗とパワーツールを用意してくれたのでいよいよ田植えの始まりです
今日は田植えの前作業「田んぼの周りの草刈り」と「苗を植える位置決めのグリッド張り」をします
田んぼの周りの草刈り
まずは田んぼの周りの草刈り
膝上までのびた雑草を刈り取るのは大変だけど、刈り取ったあとが気持ち良い!
田んぼにグリッド枠を作る
お隣さんがハンドメイドしてくれたパワーツール
30cm間隔で印をつけてもらったロープと杭
これを田んぼの辺に沿って張り、印のところに苗を植え付けていく感じになります
杭に巻き付けられたロープをするすると伸ばし反対側まで持っていき、空撮映像であたりをつけたところに杭を挿していきます
四隅に杭を挿し終わったところで、小屋の整地をしている時に作った巨大な三角定規「大矩(おおがね)」登場!
Blogを振り返ってたら、これ2011年3月に作ったんだ
あれから9年、いろいろ変化したなぁー
まさか田んぼをやることになるなんて思ってもいませんでした!
道路側にある側溝を基準に310cmのところに横ラインを引き、大矩(おおがね)の一辺を合わせます
そうすると縦のラインのズレがわかるので、向こう岸まで歩いて戻り杭の位置を修正
これを対角の2箇所で繰り返すとまっすぐなラインが引けます
では、ちゃんと直角に引けたかドローンを飛ばして確認です!
赤い線が実際にロープを張ったライン、白い波線がほぼ正確な直角ライン
若干歪んでいますが、概ねいい感じです!
今日の作業予定はここまで
さて、田植えの準備は万端!
人生初の田植えは明日スタートです!
ふとどこからか視線を感じたら、ご近所様が物陰からじっと作業の様子を監視していました!
ฅ(ΦωΦ)ฅにゃぁ
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七十二候 蚯蚓出(みみずいずる)
今日5月10日から14日は七十二候 20番目の候「蚯蚓出(みみずいずる)」
最近、房総フィールドの雑草抜きをしているとミミズがいっぱい出て来るようになりました
ミミズは植物の残骸を食べながら移動するので、結果的に地中に酸素や水を巡らせることになります
さらに排泄物が畑に養分を与えてくれるので、無肥料で畑をやっている僕にとっては貴重で大切な仲間
普段あまり目につかないところでいろいろな生き物たちが動いてくれているお陰で食べ物が元気に育ってくれるのです
野良仕事を続けていると、このサイクルの中で自分が生きていることを体感できるようになってきます
都市に暮らしていては見ることが出来ない真理が田舎にはあるように思います