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Post COVID-19 新型コロナウイルス後の世界 オルタナティブプレイスとオルタナティブワークスタイル

Post COVID-19 新型コロナウイルス後の世界 オルタナティブプレイスとオルタナティブワークスタイル


新型コロナウイルスの蔓延により今後社会がどのように変化していくのでしょう?

短期的に収束していけば、今までの日常に戻っていくのでしょうが、長期化したり、その他の大規模な災害が併発してしまったら、場合によってはライフスタイルを大きく変化させていかなくてはならないかもしれません

 

東日本大震災3.11のとき、社会インフラ(特に電力や物流)に大きく影響が出ましたが、良くも悪くも、喉元過ぎれば熱さを忘れるで、気がついたら都心部では深夜まで明かりが灯り、モノも潤沢に供給されるようになり、それまでと変わらない生活に戻っていきました

このことは悪いことだとは思いませんが、結局のところ、電力を生み出すエネルギーが原子力から火力に置き換わり、カロリーベースの食料自給率は2011年の39%に対し2018年は37%へと減少し、外部依存傾向は変わっていません

もとの世界に戻っただけ

そして、その間にこの地球上で起きたことの一例としては、金融緩和による景気回復、都市部への転入増加、インバウンドの増加などなど

これらもマクロ的・短期的に見たら、経済を回すための施策として悪いことではなかったのかもしれません

ただ、僕個人の実生活とは離れたところで起きている感覚があり、別世界の出来事のような感じがしていました

これらの出来事は、どこかのタイミングで歪みが露わになるのではないかと思っていましたが、今回のパンデミックにより市場は乱高下しているし、地域間の移動制限、国境封鎖する国も増えてきており、世界規模で経済がシュリンクし、最悪、クラッシュしてしまうリスクもゼロではなくなってきました

 

これから何が起こるのか?

金融・経済の破綻?
食糧難?
ハイパーインフレ?
預金封鎖?
そう言えば2024年に新札発行されますねぇ・・・

などなど、各方面でアラートが上がっていましたが、いよいよ現実味を帯びてきました

いずれにせよ、規模の大小はあれ、いままで当たり前だったことが当たり前でなくなっていくことは間違いなさそうです

 

そんな時代を生き抜くには、ひとつの場所やひとつの仕事に縛られていると身動きが取れなくなり、下手をすると命取りになるリスクもあります

思考と意思決定の柔軟さと行動に移す身軽さこそが必要なものだと思います

 

僕はお金を稼ぐ仕事と並行して、4、5年前から無農薬無肥料で野菜を作り始め、ようやくいくつかの作物がある程度採れるようになってきました

売るために作っているわけではないので、仕事とは言えないかもしれませんが、畑に費やしてきた時間は膨大です

でも畑のサイクルを数回繰り返すことで、いつどの作物が育つのか、どうすれば上手く育ってくれるのかといったノウハウが少しずつ蓄積されています

もし、その時間を他の仕事に当てていたら相当稼げたでしょうが、僕にとってはそのプロセスを通じて得られたノウハウの方が価値は高い

もし食糧危機が起きたとしても、ある程度、乗り切れる自信はあるし、幸いにも房総フィールドというスペースがあることで「なんとかなるやろ」という安心感がどこかにあります

「モノやサービスを提供し対価をもらう仕事」と「お金は生み出さないけれど食べ物を得られる仕事」という2つの仕事、東京と房総の二拠点を行き来しているので、仕事も場所もどちらかにダメージがあったとしてもリスクヘッジができる状態まできました

これからは資産運用のポートフォリオのように「いくつかの仕事」と「いくつかの拠点」を持つことがスタンダードになっていくのかもしれません

 

このタイミングでテレワークを始めた方も多いと思いますが、いままでの働き方はなんだったのだろう?と思うことがあると思います

昨年からフリーランスで働き始めた僕も、ここ1ヶ月で打ち合わせの半分がWEB会議となりワークスタイルが変化しました

もはや場所にも時間にもとらわれる必要はない

この機会を活かして、野良仕事に割く時間を増やしたり、今まで持っていないスキルを身につけたり、機動力を高めるために断捨離をする予定でいます
断捨離できるかなぁ… モノ多いんだよなぁ… 笑

 

いままで生きながらえてきた社会システムが御破算になる可能性が高いのであれば、新たな秩序を作るプロセスが必要になります

もしいまの社会システムに違和感を感じでいるのであれば、自分にとって心地よいシステムを自分の手で作り上げることも可能だということ

人がなにかを始めるのに遅い早いはないと僕は思っています

思い立ったら行動してみる

そしてその行動のベースになるものは「本質的にはこうあるべきだよね」「こうだったら心地よいよね」という直感やインスピレーションなんだと思います

 

暫く世界は大きく揺れるのでしょう

感染リスクを最小限にし、今ある資産を自衛することは当然ですが、目先の情報に右往左往するのではなく、その先になにが起こるのかを見極めながら、自分にとって心地よいことを追求していくことが、僕たちがやるべきことなんだと思います

 

ここ数日ニュースを見まくっていたら体調悪くなってしまいました

これはまずい!と思い、昨日今日は意識的に情報を遮断していたので、だいぶ復活してきましたが、マスコミが流す情報の影響力を改めて実感した次第です

状況が気になるからと言ってニュースを追いかけ続けるのはよくないですね。その時間を自分のために使った方がよっぽど建設的です

自戒の念を込めて

 

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