この石鹸との出会いは友達からのお土産でした。
貰ったときはアジア系の雑貨屋さんで焚かれているインセンスのような香りがして「なんだ？この怪しい石鹸は？！」と思ったのを覚えています。
それから10年くらい経ち、海外旅行をしているときにふと立ち寄ったファーマシーストアーで見覚えのある緑色のパッケージが目に入ってきました。
あーーーー！あの石鹸ではないか！
記憶の底に眠っていたあのハーバルな香りが蘇ってきました。
この強烈な匂いで税関で足止め食らったらやだなぁとか思いながらも、もう一度使ってみたいという気持ちがまさり、箱買い（笑）
以来、この石鹸をずっと愛用しています。
Chandrika Ayurvedic Soapはインド バンガロールにあるS.V. PRODUCTSで製造されている石鹸。
成分はよくわかりません。パッケージには「本物のハーブエキスと高品質の植物油から作られており、動物性油は使われていない」とあるだけ。さすがインド（笑）
ここ数年使い続けてみての印象は、しっかり油分を落としてくれるのですが、その後のパリパリ感はありません。程よくしっとりした感じが残ります。もともと乾燥肌で肌荒れしやすかったのですが、この石鹸を使い始めてからは比較的よいコンディションを保ってくれています。最初はこの匂いで好き嫌いの分かれると思いますが、僕は嫌いな匂いではなかったので使い続けられています。
肌に触れるものなので、きちんと成分を理解し自分にあったものかを把握したいところですが、ときに運命に従ってみると自分にフィットしたものに出会えることもあるようです。
もし友達がどこかの国でこの石鹸を買って僕にプレゼントしなければ、僕がとある国のファーマシーストアにふらりと入らなければ、この石鹸を使い続けることにはなりませんでした。
このご時世にもかかわらず製造元のホームページがなく、どのような原材料を使って、どのような工程で作られているかも謎な石鹸。世の中には少しミステリアスなことがあった方が楽しいものです！さすが神秘の国インド！
ちなみにChandrika（チャンドリカ）とはサンスクリット語で月光を意味するそうです。
