写真をいっぱい撮ったり、ファイルサイズの大きいドキュメントが増えてくるとPCのストレージ(HDDとかSSDとか)が足りなくなることは日常茶飯事
以前であれば内蔵ストレージを容量の大きいものに換装して対処できましたが、最近のMacBookはストレージ(SSD)がボードに貼り付けられているので事実上アップグレードできません
内蔵ストレージの容量が足りなくなったらクラウドや外付けSSDなどに待避しながらやりくりするのが一般的ですが、ネットが繋がらないこともあるし、外付けSSDをいちいち繋げるのは面倒
やっぱりローカルに置いていた方が楽なんですよね
MacBook ProのSDカードスロットを使ってストレージを増やす製品 Transcend JetDrive LiteとBaseQi USH Ⅱ-420A
2021年に発売されたMacBookProからSDカードスロットが復活しました
以前からある手法ですが、ここにSDカードを挿しっぱなしにして擬似的に内蔵ストレージにする方法があります
普通のSDカードを挿ても運用できないことはないですが、本体から出っ張ってしまうので持ち運びが多い人にはおすすめはできません
しかし、このご時世 痒い所に手が届くものがあるものでMacBookProのSDカードスロットにピッタリ収まるよう設計された製品があります
ひとつはSDカードとアダプタが一体となったメモリーカード
もう一つはmicroSDを差し込むタイプのカードアダプタ
Transcend JetDrive Lite JDL330
前者のメモリーカードタイプで現行のMacBookProに対応しているのはTranscend JetDrive Lite JDL330
容量は128GB(¥3,919)、256GB(¥8,225)、512GB(¥9,480)、1TB(¥18,800)
*2024年1月23日現在のAmazon価格
MacBookPro専用に設計された一体型なので安心感はありますが、最大転送速度が95MB/sと遅め
現時点だと納品に3〜4週間かかる点もネックとなります
BaseQi USH Ⅱ-420A microSDカードアダプタ(忍者ドライブ)
後者のmicroSDカードを差し込むアダプターはBaseQi USH Ⅱ-420A(¥6,980+microSDカード)
*2024年1月23日現在のAmazon価格
一昔前に忍者ドライブと言われていた製品ですね
このアダプターはSDカードの規格 UHS-IIにに対応しておりUHS-II規格のSDカードであれば最大転送速度 312MB/sと高速
ただし、BaseQi USH Ⅱ-420Aアダプタに挿入できるSDカードはmicroSDとなり、現行のmicroSDでUHS-IIに対応している製品は少なめ
UHS-I規格だと転送速度104MB/sが最大となります
さて、どっちにしよう?!
一体型は容量固定でmicroSDの差し替えができないので、今後の運用を考えるとアダプタタイプのほうが僕には合いそうかな
BaseQi USH Ⅱ-420AとmicroSDカード選び
ということでBaseQi USH Ⅱ-420Aアダプタを購入してみました
通常のSDカードの半分くらいのサイズで、MacBook ProのSDカードスロットにピッタリ収まる感じです
続いてmicroSDカード選び
容量は最低1TB必要。本命は今年1月に発売開始されると言われていたKIOXIAのEXCERIA PLUS G2 2TBでしたが、まだ流通が始まっていないようなので、現時点での最大容量はSanDisk Ultraの1.5TBになりますかね
*KIOXIAの2TB microSDカード販売開始されている模様です。が、現時点で5〜10万円くらいのようですね...(1/27追記)
なお、AmazonなどにKIOXIA以外の2TBのmicroSDが出ていたり、SanDiskのラベルがついていながら価格が異様に安いものがあったりしますが、偽装されている可能性高し!かなり怪しいので対象から外しました
この手の製品選びは慎重に!
SanDisk microSDカードの種類
SanDiskのmicroSDカードはいくつか種類がありますが、よく見かけるものは「Ultra」「Extreme」「Extreme Pro」の3種類になります
それぞれの違いは最大転送速度(容量によっても可変します)
なお現時点で1.5TBはUltraのみ
SanDisk Ultra 1TB 120MB/s(¥14,507)
SanDisk Ultra 1.5TB 150MB/s(¥27,121)
SanDisk Extreme 1TB 190MB/s(¥18,712)
SunDisk Extreme Pro 1TB 200MB/s(¥18,738)
*2024年1月23日現在のAmazon価格
転送速度を重視するのであればExtreme Pro、容量を重視するのであればUltraの1.5TB
ただし、この転送速度を保証するのはSanDiskのリーダーが必要とのこと
う〜ん、ややこしい….
BaseQi USH Ⅱ-420Aに刺した場合、UHS-I規格の最大速度104MB/sがMAXになる可能性が高い
となるとUltraの1.5TB(150MB/s)を選んでも良さそう
ということで現時点でゲットできるmicroSDカード最大容量のSanDisk Ultra 1.5TBをチョイスしました
なおAmazonで買うと高いので秋葉原のあきばお〜2号店で¥21,070でゲット!
SDカード買うならここです!
MacBook Pro ストレージ拡張!BaseQi USH Ⅱ-420AとSanDisk Ultra 1.5TB 気になる転送速度は?!
早速BaseQi USH Ⅱ-420AカードアダプターにSanDisk Ultra 1.5Tを装着しMacBook Pro 14"(2021 M1 Pro)に挿入
こんなちっこいチップに1.5TBも入るなんて夢のようです!
出っ張りもほとんどなく入れたまま持ち運んでも問題ない感じです
さて、気になる転送速度は
読み込み90.69 MB/s、書き出し24.11 MB/s
まっ、こんなもんでしょう!
Lightroomの読み込み先をSDカードにする
環境設定 > キャッシュにある「元画像の保存場所」を現在使用している外付けSSDからSDカードに変更
写真枚数 35,000枚、650GB分のデータ転送開始!(おそらく半日くらいかかるでしょう)
MacBook Pro本体にストレージが追加されましたが、SDカードスロットが埋まってしまったので、写真を取り込む際はSDカードアダプタを使うことになります
画像を読み込むときだけなので、都度つど外付けSSDを取り付けるよりだいぶ楽になりました♪
快適さを追求すると余分なストレスが減って気持ちが良い!
効率化できるところへの投資は惜しみなく!ですね!