ここのところ続いていた暖かさから一転、肌寒い朝を迎えた房総フィールド
秋の収穫祭りもそろそろ後半に入り冬は目前
今日は、キクイモ、里芋、黒千石大豆を収穫することにします
キクイモ(菊芋)の収穫
10月初旬に黄色の花をつけていたキクイモ
花が終わってしばらくするとご覧のように枯れてしまいます
この区画は2年前の春、種芋を埋めたところ
キクイモは生命力が強くお隣さんの敷地に越境してしまいました(すみません...)
枝を払い除け、土を掘り起こすと生姜のような形をしたキクイモがわんさか出てきます!
しかもかなり大きめに育ってくれています♪
初年度に軽く掘り起こしてみたところ、小さいのがちょこっとしか出てこなかったので、残りを放置しもう1年寝かせておいたのです
キクイモ2年越し作戦は大成功!
タイミングよくお隣さんがお庭に出てこられたので姫君と一緒にキクイモ掘り!
あまりにも大量に出てくるので1/3ほど掘り起こして、残りは後日にすることにしました
ちなみにキクイモに多く含まれるイヌリンという成分は天然のインシュリンと呼ばれ、血糖値を下げる効果があると言われています
調理法はさまざまあるようで、お隣さんはチップスにしてみようかな?と仰っておりました
僕は恒例のポタージュかな。今年はブレンダーをゲットしたのでクリーミーなポタージュができそうです!
里芋の収穫
後半は里芋の収穫
自由奔放に伸びるイチゴをかき分け里芋の根本を探ります
あたりをつけたら少し手前側にスコップを入れ、グッと持ち上げると
こんな感じで里芋が掘り起こされます
種芋の周りに子芋がにょきっと伸びており、これをいただくことになります
里芋もそこそこ採れたので1/3ほどでストップ
ゆっくりいただきながら徐々に掘り起こしていくことにしよう!
黒千石大豆の収穫
続いてはすっかり枯れてしまった黒千石大豆
大豆の根っこには根粒菌がついていると言われているので、ノコギリがまでカットし根っこを土に残しておきます
こうやていれば徐々に土質がよくなってくれるはず
黒千石大豆は今年初めて育てる品種
当初は枝豆としていただく予定でしたが、あまりにも実が小さく放置しておりました
先日、枯れた房を割ってみると種まきした時と同じくらいの大きさの黒豆が出てきました
どうやら元々小粒な品種のようです
タネ袋を改めて見直すと
1970年頃に絶滅しかかったため、幻の大豆とも言われる。東北で復活した北海道の在来種。球形で1粒8mm程度の小粒。きな粉やお茶に最適
と書いてありました... ← ちゃんと読んで育てようよ!
おっ、この品種はきな粉に最適なのか!
いただき方のイメージが湧くと俄然モチベーションが上がります(笑)
面倒な作業ですが地道に房を割って豆を取り出していきます
昨日の小豆とは大違い、大量!
豆取りをしていたら肌寒い風が吹き、薄暗くなってきたので残りは後日
これからお餅シーズンが始まります
自家製きな粉でいただけたら最高ですね♪
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ツタンカーメンの豌豆(えんどう)のタネおろしとスイートレモンの苗木
収穫の合間にツタンカーメンの墓から発見されたと言われる”紫えんどう豆”のタネをおろしてみました
こちらも初めて育てる豆
無事発芽してくれますように!
そして先日母親を園芸屋さんに連れて行った時にねだって買ってもらったスイートレモンの苗木
こんなチビでも¥980もしました(笑)
房総フィールド周辺には、かぼすやゆずなどの柑橘類がありますがレモンはなさそうなので育ててみることにします
ひとまずポットから植木鉢に移し替えてあげました
こんなちっちゃな苗木から実をつけるようになるまで何年かかるのかわかりませんが楽しみであります!
と、今日は真面目に野良仕事三昧の1日を過ごしておりました
そして今日は親父の命日
収穫した野菜をお裾分けしてあげよう!
ということで東京に戻ります