以前、足の小指をぶつけてヒビが入ってまうアクシデントがありました。
その頃はスーツに革靴という典型的サラリーマンスタイルで通勤していたのですが、なるべく小指に負担をかけないようにスニーカーで通勤するようになりました。
個人的には仕事するときの服装が「フォーマルであるべき」とかのこだわりはないのですが、お客さんのところに行くときは、流石に気が引けてしまい「指を骨折しまして、、」と言い訳がましくしておりました。しかし、腹の底では「なんてラクなんだ!」と打ち合わせをしながらほくそ笑んでいたのです(笑)
完治したら革靴に戻るつもりでいましたが、一度このラクさを味わってしまうと、もうもとには戻れません。そのままスニーカー通勤を続けていたら、社内も社外も「あいつはしょうがないな」と思ってくれているようで、いまでは毎日スニーカーで通勤するスタイルになりました。
これこそ怪我の功名。
そのときに履いていたのがPumaのIGNITEモデル。
IGNITEとはPumaが開発したインソールの名称です。スニーカーの基本構造は、足裏→インソール(ミッドソール)→靴底となります。その真中のインソールが、衝撃を吸収したり、反発性を生み出します。有名なところではNike Airとかですね。
IGNITEはクッション性と反発性が驚くほど高く跳ねるような感じで歩けます。まるで重力が軽くなったような感覚。
もともとはフルマラソンなど長距離を走るランナー向けに、足への負担を軽減しつつ、速く走るために開発されたもので、2015年ごろに発売された際は当時のモデルより反発性が30%も向上したといわれてました。
一度この中毒性の高いインソールのスニーカーを履いてしまうと、普通のスニーカーでさえ履くのを躊躇してしまうほどです。
現在Pumaには「IGNITE」ともう一つ「NRGY」というインソールがありますが、その中間にあたる「Hybrid」というソールが2018年に登場しました。
IGNITEの跳ねるような反発性を抑え、地面を捉える足裏を感覚を残したインソールです。アッパーにニット素材を使い通気性がよく、軽量化で、適度な反発性がタウンユースには最適です。
#46で紹介したHeattechもそうですが、これからの衣料品は、より機能的になり、身体をサポートし、ときにその人のポテンシャル以上の性能を発揮してくれるものになっていくでしょう。
進化しているのはデジタルの世界だけではないのです。
そろそろ、既成の価値観や人の目を気にせず、身体を窮屈なところから開放してあげましょう!
身体も、心も「ラク」になりますよ!
Puma
https://jp.puma.com