Alternative Life Tools

#38 SAWYER mini SP128 WATER FILTRATION SYSTEM



2018年の夏は関西方面の大雨に続き、北海道でも地震がありました。

人為的なものか、自然の周期の問題なのかは別として、ここ10年くらいで気候が大きく変化しており、地殻変動のサイクル的にも大規模地震が発生する可能性は高まっています。

規模の大小問わず自然災害はいつ起きるかわかりません。問題はそれが発生した時にどうやってサバイブするかです。

誰しも、災害が起きれば「誰か」が助けに来てくれると思っているところがあると思います。よく言われる3日分の食料を確保してくださいというのはその典型。3日経てば給水車がやってきて炊き出しも始まるのが通常だからです。

でも、もし大規模災害が複数箇所で同時発生し、物資を運ぶ人員も確保できず、道路も寸断されてしまったら、港も滑走路もダメージ受けて隣国からの支援もままならなかったら、その「誰か」は本当に助けにやってきてくれるのでしょうか?可能性としては低いことでしょうが、ありえないとは言い切れません。

そういった状態に陥ったとき、自分を守ってくれるのは、政府でも、自衛隊でも、地元の行政機関でも、隣人でも、家族でもありません。

自分の身は自分で守るしかないのです。

今回は生命に欠かせない飲み水を確保するツール「SAWYER mini SP128 WATER FILTRATION SYSTEM」

(日本においては)何かの災害が起きたとしても水を確保するのは比較的容易でしょう。しかしその水が飲めるかどうかは別。

水を飲まなければ倒れてしまう、でも目の前の汚れた水を飲むのにはリスクを感じる

という状況に立たされたら、この浄水フィルターが使えるかもしれません。この手のひらサイズの浄水フィルターの中には0.1ミクロンの中空糸膜が入っており、99.9%のバクテリア(サルモネラ菌、コレラ、大腸菌など)を除去することができます。さらに驚くべきはこの大きさで38万リットル(100,000ガロン)まで使えるということ。

比較的綺麗な雨水であれば飲み水として十分活用できます。実際に、雨水タンクに溜めた水をこのフィルターを通して飲んだことがありますが、お腹を下すこともなく過ごせました(笑)

こういった防災用品は、災害が起きた時に初めて使うのではなく、日頃から使ってみてそのポテンシャルを体感しておくことも大事だと思います。

僕は週末にオフグリッドで過ごすことが多いので、自然とこういったノウハウを溜め込んでいると思います。こういう状況になったら「あれとこれを使えばいいんだな」という発想が出来ると、ちょっとやそっとのことでは動じないマインドを持つことができます。

時にはキャンプに出かけて、必要最小限の生活を味わってみるのもよいかもしれませんね。きっと何かの時に役に立つコトを吸収できると思いますよ!

SAWYER
https://sawyer.com

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