いままで温めていた企画が急に動き出し、この夏はがっつり仕事に追われています
遊びに行きたい気持ちを抑え、東京自宅に引きこもって朝から晩まで黙々と仕事をしているのですが、こういう時って、知らず知らずのうちに力んでいて、身体が凝り固まっていっちゃうんですよね
東洋医学の「気」の概念には、生まれながらに持っているエネルギー「先天の気」と、日々の生活で獲得できるエネルギー「後天の気」のふたつがあると言われています
「先天の気」は生まれたときに総量が決まっており、年齢とともに減少し、ストレスや生活の乱れによっても消費され、後から増やすことはできません
一方、「後天の気」は自然の中に流れるエネルギーを取り込むことで獲得できるとされています。一番わかりやすいのが食事でしょう
「先天の気」は腎にストックされており、「後天の気」は脾に貯められると言われています
僕は「胃脾弱」という体質で、食べたものを十分にエネルギーに転換できないのです
体が冷えやすく、太れない体質なのもこのためでしょう
鍼灸の先生には「女みたいな身体だな!」とよく言われます(笑)
脾にエネルギーを溜めにくい体質なので、踏ん張る時は「先天の気」を消費してしまう傾向にあります
ちゃんとご飯を食べていても体重が減ってしまう...
このパターンに陥ると、メンタルもやられて不定愁訴みたいな感じになってきます
そろそろやばいな、と思い、気分転換がてらセカンドプレイス 房総にやってきました!
暑さもだいぶ和らいできたので、日中は小屋で仕事をし、15時を過ぎたあたりから野良仕事をしてバランスをとる作戦です
恒例の草刈をして敷地を整え
田んぼも綺麗さっぱり
作業の後は、お隣さんからスイカの差し入れ!
週末から3日間ステイしていましたが、1日数時間でも、太陽の光を浴びながら身体を動かすだけでも、張っていたテンションも和らぎ身体も心も緩んできた気がします
温泉でゆっくりぬる湯に浸かっていたのも良かったのかも
自然のエネルギーに触れることで「後天の気」も少しチャージされたのかもしれませんね
ふぅ
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余談
芭蕉を綺麗に見せるには?
先日、打ち合わせが終わったあと、渋谷 南平台にあるフィリピン大使館の前を歩いていたら、敷地内に芭蕉がいっぱい植えられていました
おぉー、さすが南国の大使館!
と思いながら、よくよく見たら葉が切り落とされています
芭蕉は風が強いと葉がぶつかり合って割れ、枯れると幹に沿って垂れ下がっていきます
これはこれで風情があるのですが、綺麗に見せるには枯葉を切り落とした方が良さそうですね
ということでちょこっと真似してみました
余談の余談ですが、フィリピン大使館前にある南平台アジアマンション、ヴィンテージ感あふれかっこいです!
エントランスにプルメリアとハイビスカスっていうのも素敵ですね
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ということで、稲穂もを垂れ始め、そろそろ稲刈りのシーズンがやってまいります
稲刈りは、気分転換といったレベルの作業ではないですが、うまいことバランスとりながらやっていこっと!