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移動と所有と居住について

移動と所有と居住について


1月に入ってから2週間経ちましたが、振り返ると半分も東京自宅にいませんでした

年初から動きまくっています!

 

数年前、バズワードになったノマドライフマルチハビテーション(多拠点居住)

最近ではモノを減らしたミニマルライフや所有しないシェアリングエコノミー

こういったトレンドを突き詰めていくと、不動産を所有することはネガティブなこととして捉えられます

不動産に限らずクルマを所有すれば税金はかかるし、モノを持てばメンテナンスが必要になる

変化のスピードが速くモノが陳腐化しやすい時代において、モノを所有することで発生する維持コスト、そこに意識を回すことをエネルギーの無駄使いとして捉えるのはごもっともなことです

 

ここ数年、段階的に断捨離をしていますが、使っていないモノが発するノイズが無言の圧力をかけていることに気がつきました

所有するモノが少なければ意識がクリアになり心身ともに身軽になることは経験則的に理解しています

生活に必要なモノを最小限にし、バックパックひとつで拠点を転々としながら身軽に移動し続けることができたなら、毎日が新鮮で生きていくことの感覚も大きく変わっていくのでしょう

 

インバウンド強化の影響もありホテル代も驚くほど安いし、移動にかかるコストもLCC、高速バス、格安レンタカーを使えば抑えられるので、そういったライフスタイルを実現するのは思っている以上に現実的なのです

Eコマースの浸透やコロナウイルスでリモート化が進み、都市部や仕事場にとらわれず居住地を選択できるようになってきています

ここ10年くらいを振り返ると、徐々に進行する技術革新に加え、予期せぬことが原因で突然ライフスタイルが大きく変化することを実感しました

今後もおそらく同じようなことが起こるでしょうし、それはコロナ以上のインパクトになる可能性も十分にありえます

たとえば、今後、メタバースな世界が私たちの日常になっていったとしても、人間が物質であるかぎり居住空間というものは残っていくでしょう

ただし究極的にいえば映画 Ready Player One のようにコンテナハウスさえあれば生活が成り立つかもしれません

そのようなことが起きたとき、居住スタイルを臨機応変に変化させたり、移動できる身軽さがあるとないのでは大きく差が出るような気がしています

 

日常的に移動していると、数日間過ごすために最低限必要なモノが絞り込まれていくことに加え、意思決定のスピード、時間を有効に使うこと、コンディションを整えることにも意識が回り始めます

さらに移動を続けていると「次、これしよ!」となにかしらのアイデアが湧いてきたりするもの

慌ただしいように見えても、結果的に1日1日が充実してきます

 

となると固定された場所が不要か?

というと、そうでもないように思えます

いくら荷物を最小限にしたところで、常時持ち歩けるモノには限りがあり、残りの持ち物を保管しておく場所が必要になってきます

物理的な理由以外にも、家に戻ってきた時にほっとする感覚は誰しもが感じることでしょう

チェックアウトの時間を気にしたり、次の移動を考えたりすることなく、くつろいで頭を空っぽにして思考を止める

そんな時間と場所が必要で、家という空間はそういうマインドフルネス的役割も持っているように思います

 

 

動的な生活の拠点となる場所」と「静的に過ごすための場所

このふたつの居住スタイルを臨機応変に組み合わせていくことが、新しいライフスタイルのひとつとして定着していくかもしれません

東京の自宅、房総の小屋+畑、沖縄のリノベーション現場を行き来しながら、1つの場所に縛られず、自分にとって心地よいリズムを刻める居住スタイルを模索する1年にもなりそうです

 

 

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