2025年房総オルタナティブ米食べ比べセット

Soul Searchin'

七回忌 死者の存在を感じるとき

七回忌 死者の存在を感じるとき


今朝、部屋に朝陽が差し込んでいるのを見たとき、6年前の今頃、病院のベッドの傍で親父と昔話をしていたことを思い出しました

七回忌 死者の存在を感じるとき

残念ながらもう意思疎通できる状態ではなかったけれど、なんとなくコミュニケーションできているような感じがしたものです

暫くして息を引き取ったのですが、「あぁ、いなくなってしまった」という感覚と、「なんかまだいるような感じがする」という感覚が入り混じっていたのを記憶しています

そしてその感覚は6年経った今でも続いています

七回忌 死者の存在を感じるとき

霊魂的な世界があるのかどうかは僕には分かりませんが、生物的な死がすべての終わりとも思えません

私たちが死者の存在を感じるとき

それは記憶の中に漂うものなのか

それとも霊魂的な世界がこの物理世界になんらかの干渉をしている時なのか

そのどちらであったとしても、そういったものを感知しているのは「私」自身であり、「私」が捉えているものにリアリティがあるのであれば、それは存在しているとも言えるでしょう

七回忌 死者の存在を感じるとき

今日、七回忌を迎え、慌ただしく過ぎ去った6年間を改めて振り返ってみると、ウィルス騒動が起こり、AIテクノロジーが台頭し、個人的にはお米作りを始めたりと、自分が感じている以上に変化していることに気づかされました

この世を生きている人間が出来ること

それは、この物理的世界で巻き起こる様々な出来事に対処しながら、自ら望む状態に変化していくことなのかもしれません

紆余曲折しながらもこの制限だらけの世界を逞しく生き抜いている我々の姿を見て、死者たちは、ときに羨ましく思いながら、温かく見守ってくれているのかもしれませんね

 

-Soul Searchin'

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