ゴールデンウィーク期間中は野良仕事に追われる時期
でもせっかくのお休みなのでちょこっと栃木まで足を伸ばしてきました
目指したのは宇都宮から少し北にある大谷石の採掘場跡「大谷資料館」
旧帝国ホテルに使われたことで広く知られている大谷石ですが、その歴史は古く古墳時代の石棺にも使われていたそうです(by wikipedia)
古墳時代にこの石が使われたのは、石表面の表情もあったのでしょうが、大谷石は柔らかく加工がしやすかったからのようです
そんな大谷石の採掘場跡を公開しているのが「大谷資料館」
切り出された岩肌がアートのようですが、目的はここではなく地下
入場料800円を払い、地下に向かう階段を降りるとこんな光景が目に入ってきます
まるで地下神殿のようです!
さらに気温は8℃でひんやり
暑い日にはピッタリなところです!
上の写真の背面 オレンジ色のところから見るとこんな感じ
これだけでもどれだけ広いかイメージが湧くかと思いますが、さらに左右横方向数本道が伸びています
パンテオン神殿のような質感とピラミッドのような縦ライン
こんな高さ(深さ)までどうやって切り出していったのか想像すらできないですが神々しさを感じるほどの美しさ
上部と下部で岩肌の表情が違うのがわかるでしょうか?
おそらく上部はツルハシで切り出していた頃のもので
下部はカッターで切っていた時代のものなのでしょう
天井に開いた穴から光が差し込み、その中にオベリスクのようなモニュメントが立っています
この背面には華道家 假屋崎慎吾氏の作品が展示されておりました
この採掘場跡では、アーティストのMVや自動車の発表会など、撮影やイベントでも使われているそう
アートではないのにアートを感じさせられるスペースはそうそうないですからね
戦時中は中島飛行機(現 SUBARU)の工場として使われたり、米の備蓄に使われたりした歴史もある場所
ここ、本当に人が切り出した場所なのでしょうか?!
もし地底人なるものが存在していたとしたら、その遺跡なんでは?なんて思ってしまいます!
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次に向かったのは大谷から1時間ちょっとのところにある陶芸の街 益子
毎年ゴールデンウィークと11月初旬に益子 陶器市が開催されているので一度行ってみたかったのです
1〜2kmくらい続く益子のメインストリートには陶器店が立ち並び、開いたスペースには出店のテントがずらり
実は大谷に向かう途中、朝9時ごろに益子に来たのですが想像を超える人出で駐車場はどこも満車
15時くらいに戻って来たのですが、お店が17時くらいに終わるので、人の数も減り(といっても多かったですが)、無事クルマも停められました
益子焼の登窯の手前にずらりと作品が並んでいます
ちょうど探していたサイズのどんぶりを見つけたので購入してみました
ちなみにこれは美濃焼だそうですが!
いつか房総フィールドにどでかい陶器のツボをおいてみたいんですよね
益子は初めてでしたが、またゆっくり訪ねてみたいところでした
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野良仕事三昧だと身体に応えるのでこんな感じでゴールデンウィーク中日にショートトリップを楽しんでまいりました!