ニライカナイとは遠い東、海の彼方にある海底ユートピア
そのニライカナイに最も近い場所といわれるのが沖縄本島南部にある”神の島”久高島
島の対岸の岬のはずれには太陽神が降臨したと伝えられるテダ御川(てだうっかー)
本島南部は珊瑚が隆起してできたと思われる大きな岩、そこに南国の植物が根付き独特の雰囲気を持つ原始的な森が広がっています
その中にあるのが琉球王朝 最高御嶽である斎場御嶽(せーふぁーうたき)
自然と人の営みが交わるポイントが多くあるのが沖縄本島南部
海岸から切り立つ絶壁、慶座絶壁(ギーザバンタ)には流れ落ちる滝壺に天然のインフィニティプールができています
こんな造形を作り出す自然のエネルギー。そしてこの造形は止まることなく変化し続けているのです
いたるところでバナナがたわわに実り
ハイビスカスが咲き乱れ
プルメリアが外で越冬できる沖縄
動き続ける大地のエネルギーを感じながら自然と人が混じり合う場所
もしかしたらここは既にニライカナイなのでは?!
なんて思ってしまいますね
やっぱり南国は良い!
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沖縄に流れ着いた小笠原の軽石
今年8月に噴火した小笠原諸島 福徳丘ノ場
そこから噴き出した軽石が沖縄まで流れ着き港や砂浜を埋め尽くしています
ビーチに打ち上げられた軽石の量を見ると、とても人の手に負えるものではないことを実感させられます
ちょっと想像してみてください
朝起きたら目の前の白い砂浜が灰色の石で埋め尽くされているのです
触ってみると、珊瑚の死骸のような形をしているのに、今まで体験したことのない軽さに驚くことでしょう
そして理解を超えた現象を目の前にして心はかなり動揺するはずです
「なんなんだ、これは」って
昔の人だったら、遠く遠く離れた所の噴火が原因なんて分からないので、この現象を神々や大地の怒りとして捉えていたでしょう
平穏な日常を一転するような現象に対し、なにかしらの意味を持たせ、その意味を共有することで、一人では処理しきれない感情をコントロールしていたのかもしれません
一方、こういった因果関係の分からない出来事が何度も起きると、穏やかな日常を保つために大地の声に耳を澄ますこともしていたでしょう
そうやって自然と対峙していく過程で信仰が生まれ、宗教として体系化され、ヒエラルキーが生まれていったのかもしれません
こうやって起きている現象を間接的に観測できるようになった現代であっても、この地球の活動は神秘的でエネルギーに満ち溢れています
まして、ここで起きた海底火山の噴火が沖縄に影響を及ぼすなんて!
たとえ原因が特定できていたとしても地球の活動は人の力を超えた現象であるわけです
そんなややこしこと考えてないで遊ぼうにゃ!
目の前の現象は全て起きていることであり、あれこれ悩んでも始まりません、今を生きる猫を見習いましょう!
それがラクに楽しく生きるコツなのです!
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今日の相棒はダイハツ タフト君でした
このスクエアなデザイン、とってもダサく見える時もあれば、MINI HUMMERかと思うほどクールに見える時もあり気になっていたクルマ
軽自動車って時々変わったデザイン出てくるから面白いですよね
ちょっと欲しくなってしまった!
乗るんだったらこの色にしたいね!