東京自宅の収納で使用している棚は無印良品のステンレスユニットシェルフ(SUS)
追加パーツを購入すればサイズを拡張できるしデザイン性も高く長年愛用しております
改めて家の中を眺めていたら、いつの間にか各部屋に1、2台配備されているじゃないですか!
無印からステンレスユニットシェルフが発売されたとき
これは現代版 ESU(Eames Storage Unit)だ!
と思ったものです
Photo from wikipedia
ESUとはミッドセンチュリーモダンのスターデザイナー チャールズ・イームズが1950年にデザインしハーマンミラーが製品化したユニットシェルフ
Photo from wikipedia
モンドリアンコンポジットのような配色は、カルフォルニアにあるイームズの自邸Eames House(Case Study House No.8)をそのまま小型化したような感じです
以前から無印のステンレスユニットシェルフをESU風にカスタマイズしてみようと思っていましたが、東京自宅のリノベーションを期にDIYしてみることにしました
パネルの素材選びと加工
最初はメラミン化粧板を使おうかと思っていましたが、木材の方が調達もしやすいし加工も楽なので、ひとまずカラー合板で作ってみることにしました
カラー合板とはベニア板の片面を塗装した板で、色は基本的にホワイトかブラック、プリントされた木目調などがあります
今回はリノベーションで使用したペンキの余りを使おうと思ったのでホワイトのカラー合板をチョイス
2.7mmの薄板にしたのでノコギリを使わずカッターでカットしていきます
続いてドリルでネジ穴を開けて仮止め
ステンレスユニットシェルフとパネルはこんなクリップで固定します
パネルの塗装
カラー合板の背面はざらざらしたベニア剥き出し
本来であればシーラーを塗ってから処理した方が良いのでしょうが、手持ちがなかったので、ひとまずオフホワイトのペンキで下地処理します
フロントはそのままペンキを塗っても弾いてしまうので軽くサンディングしてから塗装
ペイントは東京自宅リノベーションで使用しているベンジャミン・ムーアのペンキを使用しています
カラーはロフトで使ったスカイブルー(#1641 Blue Porcelain)とベージュ(#HC-26 Monroe Bisque)
2度塗り+裏表なので、表面 塗装 → 乾燥 → 裏面 塗装 → 乾燥 → 表面 塗装 → 乾燥 → 裏面 塗装と作業工程が細切れでとてつもなく面倒(笑)
たったこれだけの面積を塗るのに丸一日かかっちゃいました
MUJI ステンレスユニットシェルフにDIYしたESU風パネルを装着
配色はこんな感じです
オリジナルのESUがイームズの自邸をイメージしたカラーリングだったので、オマージュをこめてロフトのカラーリングに合わせています!
早速組み上げてみると
おー!まさにESU!
配色が淡いので赤・青・黄で構成されたモンドリアンコンポジットと比べるとインパクトは薄いですが、イメージしていた以上にESU感があります
背面はこんな感じ
シェルフって壁面につけることが多いし、中にモノを入れてしまうのでパネルの一部しか見えないのが残念ですが、カラーを空間に合わせたのでしっくりくるし、(自分で言うのもなんですが)完成度はかなり高い!
部材の選定を始めてから1ヶ月半。満足いくクオリティで仕上がりました!
次は別の部屋に置いてあるステンレスユニットシェルフもカスタマイズしてみようかな
作るならオリジナルのESUっぽいモンドリアンコンポジットな配色を試してみようと思います
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モンドリアンコンポジットバージョン作りました!
無印良品 ステンレスユニットシェルフを南国風にカスタマイズ!ジュート麻布パネルをDIYで試作してみる MUJI SUS meets Tropical Style for OKINAWA