昨年末、東京自宅の大掃除でロフトの換気口をバラしてみたらシロアリの食害を発見...
見なかったことにして元に戻そうと思いましたが、被害がどこまで及んでいるのか心配になり、石膏ボードを切って恐る恐る中を覗いてみることにしました
幸いにも大きな被害は換気口の木枠部分のみでしたが、いずれにせよシロアリ対策を打っておいた方が良いと思い、業者選定の末、先月末にシロアリ処理が完了
いよいよ、取り外した換気口の木枠と壁の修復作業に着手です!
換気口の木枠はだいぶ前に制作済み
ホウ酸をたっぷり染み込ませて、リボス タヤエクステリアを塗布
さらにトタン板で外側を覆い、シロアリ&水対策を万全にしました!
ちなみに、もともとついていた木枠はペンキで塗装してあるだけだったので、吹き込んだ雨が柱を伝って下層まで伝ってしまい、シロアリがロフトまで上ってきたものと見られます
今日は小雨で房総に行ってもしょうがないので作業にはうってつけの日!
復旧作業開始です!
換気口枠のコーキング処理
東京自宅は在来工法で、外壁はモルタルに吹き付け塗装
エッジ部分に隙間があると雨が染み込み、シロアリが上がってきてしまう可能性があるのでコーキング処理をしておきます
しかし、木枠がキチキチに入っているので一般的なコーキング材を注入する作業スペースがありません
外側から作業するにも3階まで届く梯子は持っていません
良い方法がないものかホームセンターを物色していたときに見つけたのがテープ状のコーキング材
その名も「ボンド テープ状コーク」
まんまです!
これを換気口の枠にぐるりと貼って
指で隙間を埋めていきます
換気口の外側はこんな感じ
ここに木枠を嵌めてみます
木枠と外壁の隙間からあかりが漏れていないので概ね処理は問題なさそう
これでコーキング処理は完了
換気口 木枠の取り付け
木枠の固定は右側の柱に40mmのステンレス コーススレッド 2本で固定
普段であればインパクトドライバーを使いますが、幅が狭くて入らないのでドライバーで!
これで木枠の固定まで辿り着きました
石膏ボードの切断と取り付け
次は石膏ボードの貼り直し作業
ロフトには2箇所換気口があり、こちら側は95mmのボードが2枚重ね、反対側は125mm1枚になっていたので、2種類のボードをホームセンターで購入
石膏ボードは基本的にサブロクサイズ(3尺 909mm × 6尺 1,818mm)しかないのでだいぶ余ってしまいます
補修用に小さいサイズも作って欲しいですよね・・・
石膏ボードの切断はカッターナイフを使います
外周と換気口の穴をくり抜き
嵌め込み
もちろん一発ではうまくいかず何度か補正しながら”ほぼ”ピッタリサイズに合わせ込んでいきます
95mm 2枚分を加工し切断作業は完了
石膏ボードの固定は専用のビスを使います
小屋を建てたときのビスが大量に余っているのでこちらを使用!
柱の位置に合わせ縦方向3箇所固定
ちなみに石膏ボードビスは、この後のパテ処理で埋めていくため、少し埋もれるくらい押し込むのがポイント
これで石膏ボードの取り付けが完了♪
次回は反対側の換気口修復と石膏ボードのパテ処理へと進みます