房総にくるたびに5月に田植えした田んぼの様子を見ていますが、8月に入りあっという間にここまで育ってくれました
しかし、お米づくりは初めてで収穫のタイミングが掴めません
ちなみに房総フィールド周辺の農家さんは毎年8月下旬ごろから稲刈りをしています
この田んぼをやることになった仕掛け人(!)お隣さんに
「なんか、稲刈りってどのタイミングでやるんすかねぇ?」
と尋ねたら
「気づいちゃいましたか・・・」
と(笑)
一緒に田んぼを見に行き稲穂から数粒採ってみると
ちゃーんとお米ができています!
食べたら甘い!
やったー!ついにお米できた!
お隣さんのイメージでは9月中下旬くらいだったそうですが、しっかりした苗だったようで周りの農家さんたちと同じタイミングで収穫することになりました
田植えは圧倒的に遅かったのにね
はざ掛けの準備
お米は実りましたが、刈り取れば終わりというわけではありません
刈り取ったお米を干して、脱穀、精米と作業は続きます
今回のお米づくりはお隣さんに言われるがままに進め、水の管理もお任せのおんぶにだっこ状態(笑)
刈り取ったあとのはざ掛けってどうするの?と尋ねたら、お隣さんの軒下から大量の竹を持ってきてくれました
お隣さんは古代米を作ってるので収穫が遅め
ひとまずはざ掛けキットを一式お借りすることになりました
田んぼはすぐそこなので房総フィールドで乾燥させることにしました
竹の向きがどうのこうの解説してもらいましたがさっぱりわからず、こちらも言われるがまま(笑)
お試し稲刈りとはざ掛けのやり方
再び田んぼに向かい稲を一部刈り取りはざ掛けのやり方をレクチャー
まずは3束ずつ刈り取り、3セットを交互に重ねます
これを結いて行きます
結き方は「バインダー紐」(ジュート紐)を使うか「稲藁」を使うかだそうですが、お米づくり初心者なので稲藁は持っていません
ひとまずバインダー紐で結いて行きましたが、お隣さんが去年の稲藁を持ってきてくれて器用に結んでおりました
よくわからないですが、稲藁を使って結いた方が楽なんだそうです
結いた稲を房総フィールドに移動しはざ掛け
はざ掛けにもコツがあります
3束交互にまとめた1セットを2束 x 1束にのところではざに掛けますが、それを交互に掛けていくとはざ掛けできる面積が増えるのです
要は
2束 |竹| 1束
1束 |竹| 2束
2束 |竹| 1束
ということ
なるほどぉ、ほんと知らないことがいっぱいある!
*
田植えから3ヶ月
5月17日 田植えを終えた時
あれからたった3ヶ月ちょっと
お隣さんはじめ、苗を作ってくれた農家さん、お水を管理してくれた農家さん、田植えを手伝ってくれたお友達と母親のお陰でここまできました!
僕は田植えと2回田んぼの中の草取りをしただけですが、日本人の主食であるお米を作れたことは、今までとはちょっと異なる達成感を感じます
これで、ちょっとやそっとのことがあっても生き延びられる!
ですが、喜びは束の間、これからタフな労働が待っています・・・
暑いけど がんばろっと(笑)