季節の移ろいと動植物の動きをあらわす暦 七十二候は二十四候に入りました
今日5月31日から6月4日までの二十四候目は麦秋至(むぎのときいたる)
昨年11月に種まきした房総フィールドの小麦も黄金色に輝き始めそろそろ収穫のときを迎えました
ニンニク、そら豆、小麦は、秋にタネを撒き寒い冬を乗り越え梅雨前に収穫する植物
数年畑をやってきてこのサイクルが身に染み付いてきました
畑をやっていると自然の動きを肉体と五感で感じ取れるようになりますね
ここ数日、ピーナッツのタネを撒いてある区画に掘り起こされたような跡がいくつも残っています
誰の仕業だろう?と思っていたのですが、野良仕事を終えてふとみてみるとスズメが砂浴びをしていました!
例年は刈り取った草を重ねて雑草よけの草マルチにしていますが、今年は雑草をある程度伸ばし、取り除いてから重ねようと思っているので、土を剥き出しにしてあったのです
彼らはちょっとした変化も見逃さず生活を営んでいます
そして小麦が実るのを虎視淡々と狙っているのでしょう!
人間・動物・植物が一体になって巡るこのサイクル
このサイクルの中にこそ、ものごとの本質がぎゅっと詰まっているような気がします