房総フィールドのトイレはコンポストトイレ
コンポストトイレは、安曇野パーマカルチャーさんが「自然にカエル」という生ゴミ処理機をカスタマイズして制作したものを完コピしたもの
仕組みは簡単
大便は容器内のピートモスに落として微生物が分解、小便は受け皿からホースを伝って外にあるタンクに溜まるようになっています
コンポストトイレなんて汚い!
と思うかもしれませんが、驚くほど早く分解され、臭いもすぐに消えていきます
ただし、小便がピートモスの中に入ってしまうと、土がぐちゃぐちゃになり分解が進まず強い刺激臭が発生してしまいます
今回は受け皿の接合部分から小便が漏れ出してしまったので、清掃を兼ねてメンテナンスです
コンポストトイレのパーツは、便座部分、容器(攪拌用のハンドル付き)、小便の受け皿の3つ
まずは、容器の中のピートモスを捨て洗浄
続いて小便の受け皿の改修
受け皿は、クルマのカーペットの上に敷くビニールシートを加工し、排水部分は石膏ボード用のアンカーを流用しています
しかしこのアンカーが目詰まりしやすく、接合部分から小便が漏れピートモスに混じってしまうことがあります
2016年の春から稼働しておりすでに4年目
そろそろ改修してみようと思い、プラスチック製のロートを使ってホースとジョイントすることにしました
接着は、この手の素材を接合するのに万能なボンド GPクリアーを使用します
まずはロートをこんな感じでカット
ロート部分の傾斜がもっと緩やかだったらこんなにカットしなくてもいいんですけどね。。。
ちょうど良いのを見つけられませんでした
ロートのの周りにGPクリアを盛って接合し、容器に空いている穴から口が出るようにしました
この先に細いホースをつけて外のタンクに溜まるようになっています
続いてピートモスの入れ替え
容器の中は6〜8リッターほどのピートモスを入れれば十分分解してくれます
週に2〜3日程度のステイだと軽く1年は持ちます
これでメンテナンス完了
あとはボンドが乾燥して水漏れがないことをチェックしたら完成です♪
コンポストトイレの作り方はこちらの記事をご参照くださいませ