日本では数少ないと言われる木製の桟橋 原岡桟橋 別名 岡本桟橋
夕方になると海に突き出る桟橋にレトロな外灯がともりノスタルジックな雰囲気に包まれます
晴れていれば富士山が望め、いわゆる、映えるスポット!
今日は残念ながら時折雨がぱらつく曇り空でしたが、久しぶりにドローンを飛ばして空撮してきました
空から覗いてみたら桟橋の木製部分の一部が欠損しています
地上からみてみると
こんな感じになっていました
おそらく9月9日に通過した台風15号に吹き飛ばされてしまったのでしょう
高度を上げて南房総 富浦の様子を見てみると、屋根にブルーシートがかかったおうちが多いのがわかります
ドローンを上げていたら、海岸の裏にお住まいの方がご自宅の屋根の様子を見てみたいとのことだったので撮影協力
とたん屋根の一部がべりっと剥がれ防水シートが剥き出しになっておりました
残念ながらスマホもメールアドレスもないとのことだったのでデータは送れませんでしたが
「これで罹災証明の書類を書ける」
と仰ってくださいました
微力ながらお役に立てたようでなによりです
しばらくお話を聞いていたところ、瓦屋や職人がなかなか確保できないそうで、修理が1年後になると言われている方もいらっしゃるようです
すでに2ヶ月経過していてもこの状況ですから、さぞかし心許ない思いで日々過ごされていらっしゃるのでしょう
海岸には流れ着いたと思われる竹や材木などが散乱しておりました
9月9日の台風15号、10月12日の台風19号、そして先日10月25日の台風21号と立て続けに巨大台風が上陸し、広範囲で様々な被害が発生しております
実際に現場を見てみるととても人ごととは思えません
家屋の破損以外にも、停電、水害、食糧やガソリンなど物資の供給停止
もはや一昔前とは環境が異なっているということを自覚し適応していくしかないのでしょう
どんなに足掻いても自然の力には抗えないですし、様々な環境変化に適応することで人類は生き延びてきたのですから