#12ダイソー リモートシャッターでも書きましたが100均スマホグッズのクオリティが上がっています。
これはCAN★DOのタブレット用のペン「ディスクタイプタッチペン」
その名の通りペン先に透明の円盤がついたディスクタイプのタッチペン(スタイラスペン)になります。使うことはないですが反対側は普通のボールペンになっています(笑)
スマホやタブレットのディスプレイは指先の静電気を感知して操作していますが、タッチペンも同様に指の静電気をペン先に伝える仕組みになっています。故にゴム手袋をして操作してみると静電気が伝わらず使えなくなります。
タッチペンはスマホやタブレットで指先操作が難しい細かい作業、例えば、細い線を引いたり、絵やイラスト、写真のレタッチに便利です。人によっては手書きメモに使ったりしていますが、流石に文字を綺麗に書くのは難しいようです。
タッチペンの課題はレイテンシーと呼ばれるもの。理想は紙にペンで書いた時のような自然筆感を再現することですが、タッチペンだと描画に若干の遅れが生じることがあり、この僅かなギャップが違和感を生み出します。これがレイテンシー。タッチペンの最高峰であるApple Pencilはペン先のポイント情報をiPadに送り瞬時に解析することで反応速度を上げています。さらにペン内部に筆圧、角度を検知するセンサーを内蔵し、普通に文字を書いたり、線の太さ、グラデーション表現を実現できるようになっています。指先の静電気をペン先に伝えるだけのタッチペンとは根本的に異なるものです。
しかしそこまでハイスペックな精度を求めない場合はこの100均タッチペンで十分。お値段、なんとApple Pencilの1/100!市場に出回る2000~5000円レンジのタッチペンの位置付けがわからなくなってきますね。
恐るべし、価格破壊。
Can★Do
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