20年くらい前と比べると年末の雰囲気も変わり、街中の賑やかな感じも、厳かな感じもだいぶ薄まっているように感じます
少し前にも書きましたが、現在グローバルスタンダードになっている暦（こよみ）は太陽暦のひとつグレゴリオ暦
太陽の動きをベースとするなら冬至に新年のスタートを置くべきですが、古代ローマの為政者の都合で10日ほどずれたところが1年のスタートになっています
ここ数年を振り返ってみると、水を打ったかのように静かになったコロナ騒動をはじめとし、政治やメディア、芸能といった既得権益層の綻びが顕となり、権力と情報によって右往左往されることに対し、ほとほと嫌気がさしているようにも感じます
一方、スタンダードな共通認識とまではなってはいないものの、人間の内側に眠る根源的なものに対する気づきも広がってきているようにも感じます
いままで薄々感じてきた「社会の矛盾」、目を向けてこなかったけれど「自分の内側にあるなにか」、それぞれがより鮮明になってくるのがここ数年の動きになるような気がしています
年末年始気分が、社会的にも気分的にも、いまひとつ盛り上がらないのは、人類が築き上げてきたものが抱える「おかしさ」に対し、内なるスピリチュアリティがそっぽを向き始めているからなのかもしれません
まっ、12月なのに13度まで気温が上がれば年末ムードもへったくれもありませんけど！
ということで、今日も田起こしにはぴったりな1日
大晦日に野良仕事するのか？！とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は11月末で1年が終わるオリジナル暦と、冬至点を新年とする宇宙のサイクルをベースにしているので、とっくに1年がスタートしています
12月31日はグレゴリオ暦で言うところの晦日に過ぎません！
えっちらおっちら田んぼに鍬を入れ、2時間ほどかけて今日の予定分を終わらせました
冬至から始めた田起こしもここまで進み、ざっと1/4を過ぎたあたり
我ながらいい感じでスタートダッシュを決められてます！
野良仕事を終え、神社にお札をいただきに行くと、ちょうど大祓えが終わったところでした
こういった儀式も人が創り出したものではありますが、半年ごとに穢れを祓いリセットするという習慣は、肉体・精神・意識のバランスをとるのに良いと感じています
社会の中で当たり前のこととして捉えられている物事のなかから、いらないものを省き、自分にとって必要だと感じるものをベースに世界をリミックスしていけば良いのです
そうすれば、どこかの誰かが創った世界で右往左往せず、自分を軸に世界が回り始めていくのです！
それでは、グレゴリオ暦の皆様、良いお年をお迎えください！